居酒屋で語られる宇宙人とアニメ論。
- ★★★ Excellent!!!
「宇宙人に支配されても、俺たちはクレーム処理して、ビール飲んで、アニメの話をしてる」
あまりにも日常。なのに、どこか壊れている。
本作の魅力は、地球侵略というSF設定が“絵空事”として扱われず、むしろ背景として淡々と日常に溶け込んでいること。
主人公・浅井ハルの「何もしなかった」過去がじわじわと効いてきて、読者自身の人生に照らし返さずにいられない。
そして再び訪れる“あの夜”の再現。
過去の選択に今こそ向き合わされる、社会人ヒーローの静かな覚醒が始まった――。
「みっともないかどうか」なんて、誰が決める?
この作品を読んだ後は、きっと自分の“ガンフィスト”に手を伸ばしたくなる。