【ウ】 ライオンとゴリラ
●【ウ】 ライオンとゴリラ
桃太郎は
ライオンと ゴリラと共に
鬼ヶ島を目指して
旅を続けていました。
桃太郎としては
もう少し
お供を増やしたかったのですが
誰も 声をかけてきては
くれませんでした。
それも そのはずです。
桃太郎の後ろで
ライオンと ゴリラが
周囲の者たちを
ものすっごく 怖い目で
睨みつけていたのです。
こうして 桃太郎は
ライオンと ゴリラだけで
鬼ヶ島へ乗り込むことになりました。
鬼ヶ島へ到着するなり
鬼どもが 襲いかかってきました。
なんと 待ち伏せされていたのです。
鬼たちの見張り隊が
舟で近づいてくる 桃太郎たちに
気づいて 先手を打ってきたのでした。
もし お供の中に
空を飛べる仲間がいたら
鬼どもの動きを
事前に偵察できたはずなので
こんな目には合わなかったかも
しれません。
桃太郎たちは
今さら 逃げ帰ることもできず
鬼どもと 戦闘を開始しました。
ライオンも ゴリラも
さすがの強さです。
次から次へと
鬼どもを倒していきました。
ですが
鬼の数が尋常ではなく
桃太郎と ライオンと ゴリラで
休みなく戦い続けても
まったく終わりが見えません。
もし あと一人か一匹 仲間がいたら
戦いながら連携を取って
少し休むことができたかもしれません。
ライオンも ゴリラも
どちらも強いので
お供にすることができたら
まさに百人力です。
でも 仲間同士で
連携を取らなければ
勝てないような戦況のとき
ただ強いだけで
周りの仲間に気を配ることが
できない存在は
害悪でしかありません。
結局
桃太郎たちは
鬼の大群に押し潰され
敗北を喫してしまいました。
桃太郎たちは
鬼ヶ島の地下の牢獄に
入れられてしまいました。
そして 別の英雄が
鬼退治にやってきてくれるまで
囚われ続けたのでした。
おわり
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