ページを開けた瞬間、「た、楽しい……」と頬が緩みました。
「図形のような詩」という形で、二つの三角形をなすような形に編まれた言葉たち。
これは何度も繰り返し読みたくなりました。
一文字ずつ増え、ピークに達したらまた一文字ずつ減って行く。そしてまた一文字ずつ増えていく。
音のボリュームが上がって行くような感じに、頭の中で言葉が響く大きさが変わるように感じたり、色々とイメージの揺らぎが生まれて本当に楽しかったです。
まさに新感覚の「言葉の体験」というもので、とにかく楽しいっていう感想を強く抱かされます。
遊び心に満ちた作品で、とにかく新鮮な喜びを提供してくれます。