どうやら、作者は学生さんで、先生に想いを寄せているようです。ただ、その想いを伝えられぬまま3年が経って、じりじりとした焦燥感の衝動が、短歌になって、時に吐き出すように紡がれています。切ない恋愛青春短歌集です。
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少年少女が青年と呼ばれるようになる、ちょうど差し掛かったその頃の香りが匂い立つ。