夏の情景に、不意に紛れ込んだ恋の味。

 何処か遠い夏の情景の中に、コロンと氷の鳴る音と共に戻って来た意識の中に、滑り込んで来る思い人の言葉、仕草。

 心の中の夏の風景に刻み込まれた、決して消える事の無い思いの丈。

 淡いけれども生々しく、ほの見える思いの深さに少し慄きつつも、最後まで堪能させて頂きました。。

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