光速度不変
宮崎大
光速度不変
Life is short. ケーキの絶対に取り戻せない甘さと君と
幼少期キッチンで見た死神は少し悲しい顔をしていた
「ジュラ紀までお願いします」そう言うと光の速さを超えるタクシー
サンプルとして置かれている本物のカレーライスの寂しさが、初夏
受験なる私的闘争前夜にてキエフの地では戦争の光
解体の真っ最中のオフィスビルこの世界には意味がありすぎる
Command+Z Zが見当たらないせいでとりあえず押すDeleteのキー
捨てがちな部位を使ってもう一品 ことばの皮とかこころの芯とか
火星人 口がないから筆をとる ことばに代わり光が生まれ
取り戻せないけどきっと走馬灯クレジットには君の名前が
光速度不変 宮崎大 @daimiyazaki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。光速度不変の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます