新年初受診!

 明けましておめでとうございます、草森です。今年もよろしくお願いします。


 本日定期通院に行ってきた。年末年始を挟んだので三週間ぶりだ。看護師さんもドクターもカウンセラーさんも元気かしらと思いながら病院に訪れて、思いの外患者数が多くて驚いた。

 そうか、まだ年末年始休みな人もいるし……そもそも年末年始は診察お休みだったし……。

 考えながら受付を済ませ、診察室へ。

 三週間ぶりのドクターはニヒルに笑いながら私を迎えてくれた。


「草森さん、調子はどうですか?」

「あ、実は結構いいです」

「ほう、それはよかった……年末年始はどうしてました?」

「実家の滋賀の方に帰ってまして」

「! 滋賀!」


 予想外のところで反応をされた。


「は、はい、滋賀です」

「いいですねえ、滋賀! 実は僕は滋賀医大を出てまして」

「!? 滋賀医大!?」


 この辺りからまったく診察関係ない滋賀トークが始まった。

 いや診察関係あったのかもしれないけれど、何せ私も体調的にはかなり落ち着いており、先生に話せる不調といえば五年以上前からずっと患っているめまい吐き気くらいのものだった。


 滋賀トークの後、診察室を出た。いつものようにカウンセリングルームへ入り、三週間ぶりのOさんと顔を合わせてほっこりとした。

 Oさん、いつ会ってもやはり癒される……。

 ホワホワしながらあけましておめでとうございますと今年の挨拶を口にして、T先生にも言った年末年始の思い出を再び話す。


 この辺りは特筆すべき年末年始でもないので割愛するが、

「そういえば、職場にかなり苦手な人がいるんですよね……」

 とポロっと漏らしたところで、会話内容がメイン仕事の話になった。


 いつもはサブ仕事となっている執筆業の話をよくしている。なので、メイン仕事について詳しく語るのは珍しい。

 なんというか、去年はある意味執筆のスランプだったのだ。

 だから執筆業についての話をOさんには聞いてもらっていたのだが、今はメイン仕事の方が、正直つらい……。


「職場の苦手な人、かなり性格がキツくて……。前々からキツい人ではあったんですが、去年はその、私は不調なこともあって仕事内容を減らしてもらっていたんです」

「それは仕方ないことじゃないですか」

「私も減っている分、仕事内容は丁寧にしようと努力したりはしてたんですが……その人からすると、仕事内容が減っているから草森は自分よりも格下! という意識になっているようで」

「ええ…………」


 Oさんのドン引きを初めて見た。

 頷きで「そうなんですよ」と返事をした後、更に話した。


「そしてその人は、自分が部署のリーダーというか、トップのような意識があるみたいなんです」

「実際に、役職についてらっしゃる人なんです?」

「いえ、ついていないです」

「ええ…………(セカンドドン引き)」

「確かに仕事をするスピードは部署内で一番早いと思うんですが、クオリティを見ると、急ぐあまりに凡ミスが多くてまったく一番ではなく」

「ワハハ!(ドン引きのあまりに笑う)」

「でも他の同僚達とも話していたんですが、逆らわずに褒めてリーダー扱いをしておくと、めんどくさい業務を全部やっておいてくれたりはするんですよね」

「いや〜〜、すんごい人だな!(わりとマジで笑っている)」


 Oさんが楽しそうで、嬉しい……。そして私も仕事の愚痴が話せてスッキリ……。

 この流れで職場について色々と話した。

 Oさんはうんうんと頷きながら話を聞いてくれて、カウンセラーさんだから当たり前かもしれないが、本当に話を聞くのが上手い人だなと感動した。


「草森さんは小説を書かれる方だからか、着眼点? が、やっぱりすこし独特ですね。お話を聞いていると面白いです、もっと聞きたいけどそろそろ時間が……ぜひまた次回にも色々聞かせてください」


 と言ってもらえて、お世辞だったとしてもなんだかめちゃくちゃ嬉しかった。


 今回の定期通院はこうして終わった。

 次回は二週間後である。何か書けそうなことがあったら書きにくるので、その時はよろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る