ありがとうございます!

 通院予定日はまだ先なのだが、ついに半年ぶりの生理がきたので報告がてら診療日記を書きにきた! 自宅療養の類かとも思ったが、デリケートな話題となってしまうので婦人科項目にて記させてもらう。


 今までのあらすじとして、十二月半ばごろにガタッと調子を崩しそれはもういろいろな体調不良に見舞われた。不眠、動悸、呼吸困難、胃もたれ、味覚異常、倦怠感に焦燥感に意味のわからない不安感に首や肩や左半身の謎の痛み……とにかく色々あったのだけれど、その中に生理不順が含まれる。

 そしてこの生理不順、不調絶賛期だった一月から七月も終わる今まで続いていた。

 久しぶりに見た経血はちゃんと赤く、私はなんと言えばいいかわからない感動に打ち震えたのである……。


 さてもう報告は終わったので書くことはないのだが、およそ半年ぶりの月経はなかなか貴重な体験だったので、ホルモン剤を処方してもらってからのおよそ一ヶ月について書いておこうかと思う。


 ホルモン剤を飲み始めてから、なんとなくだが情緒が不安定な日が数日続いた。

 私は元々めまいと吐き気を持っているのだが、これが平素よりも起こりやすかった。頻発というほどではなく、うっすらと不安を感じ取り、ふわっと吐き気の予兆がくる、というような状態だった。

 一週間ほどで一応は落ち着いた。妙な雨の多かった時なので、気圧の変化も吐き気に影響を与えていた可能性はある。

 吐き気っぽいものも無くなってきたなー、と思った後、特に何も起こらないままホルモン剤を飲み続けた。この時は可もなく不可もなく、カウンセリングやメンタルクリニックには出掛けたが、生理不順は治療中ですと報告はしてあった。

 ここから一週間と少し経った頃、なんとなくだが疲労が溜まりやすくなった。

 しかしこれは体調を崩す前、以前からの生理前に起こる症状に似通っていた。なんとなく疲れやすくなる。寝起きがだるいし、めんどくささが何かと勝つ。関節痛が起こったりもする。

 もしかして!?と思った。

 もしかしてそろそろ来るのでは!?と。

 案の定である。なんとなく情緒不安定だな、不安になりやすいな、逆にちょっとイライラしやすいかも、起き上がるのがだるいな、仕事めんどくさいな……と思いながらトイレに行き、背筋が伸びた。

 半年ぶりの血がそこにはあった。

 薬ってすごい、と私は思った。


 かくして半年続いた無月経はとりあえずの収束を見せた。とはいえ、婦人科の診察はまだ数日先である。また一ヶ月ホルモン剤を飲むのか、次の一ヶ月は薬なしで様子を見るのか、それとも他の処置を施すのかはまだ不明だ。

 半年減っていなかったナプキンの減りもなんとなく嬉しい。生理はなければないで楽だなーと思ってはいたのだが、学生の頃から付き合っている症状ではあるために、こうやって久々に様子を見ると安堵する部分はある。


 おかえり月経、ありがとうホルモン剤。

 帰宅してきた配偶者にも、ついに半年ぶりの生理がきたと報告した。

 配偶者は目を丸くしてこう言った。


「薬ってすげー」


 この妻にしてこの旦那あり、である。


 何はともあれ、半年ぶりの血液と戯れながらメンタルクリニックと婦人科にかかり、夏真っ盛りの八月を乗り切りたいと思います。

 皆さんも体調などお気をつけください。病院に行ったらまた書きます。

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