第13話土遊び、土器づくり
すみません諸事情で遅れました
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この猫ミサイル余裕ではじき返す
カイ視点
人間が湖近くの小さな崖から何やら泥を拾ってきた。
毛皮が汚れるから嫌いなのだが、何をするつもりなのだろうか。
「?土器作りだよ?」
いつも思うが人間はなぜ吾輩の考えた事がわかるのか?
「うーん能力使ってるからだね」
吾輩と会話?をしている間も人間は土を捏ね続けている。
「いや今までまともな皿も何もなかったでしょ?煮ることもできないし、土器作ってみようと思って」
寝床を作れるほどの腕前であろう、その程度すぐ作れるのではないか?
「いやいつも加護使ってたら面白くないでしょ、これぐらい加護無しでやろうかなーって、遊びだよ遊び」
人間が考えることはよくわからぬな、嗚呼眠い
寝よう。
人間視点
あ、寝た。
やっぱり猫なんだなー
うーん、動画とかもろくろで回しながら成形して作ったやつしか見たことないからなあ。
手で成形して作れるものなのかな?
ろくろ作れないかなぁ
いや加護無しって決めたんだ貫き通さないと。
その後
「なんか裾から広がって平らになるんだけど?」
「ゆがむなぁ」
「あ、狩りに行くの?いってらっしゃーい」
「そもそも粘土の感覚で行くのは無理があるのでは?」
「固まっちゃった取りに行かなきゃ」
「水もうちょっと混ぜてみる?」
「するんじゃなかった、、、入れすぎた」
「泥団子出来たー」
「あ、おかえり。飯の時間?わかった焼くよ」
「この甘いトマト絶対前世の奴だよね、わからない?輪廻転生は?わからないか、、、」
等など
最終的に3Dプリンタみたいに上から積み上げていくことにした
ロープを作って逆方向にとぐろを巻くイメージ?
「ようやくできたーー」
まだ焼いてないけどね。これだけのためにかなり時間がかかった。
おぼろげな記憶からとぐろにたどり着くまでにまでに2日
乾燥させたら良いのは覚えてたからそこでさらに2日
、、、さすがに窯の作り方ぐらいは見ていいよね?
【知恵の図書】
これも載ってるの強すぎだろ
えーっと?案外草重ねて覆う感じでも行けるんだ。
地面を掘って下に木を引いて草で覆って泥を窯みたいにかけるのか。
草というか薪はある程度常備してるし、いけるか?
【アイテムボックス】
神様印のスコップ
うーん中世ヨーロッパの世界観ならオーパーツなんだけど、森に引きこもってるせいでわからねぇ
いまんとこ会った(生きてる)生き物カイだけだよ?
閑話休題
うん燃やせたから放置かな
翌日
「うまくいくはずないとはわかってたけど3つ全部割れた、、、」
知恵の図書を見ながら四苦八苦して、最終的に完成は1週間後になった
カイ視点
最近人間は土をいじるか火で燃やすかばかりをしている
けむりが余りにも多いので吾輩は前の寝床に逃げていた
しかし、今日はあの煙が上っていない
降りて確認しようか
「にゃーお」
「あ、カイ!見てくれ、やっと完成したんだ!これは壺として家に飾ろうと思う」
?使うために作ったのに使わないのか?相変わらず人間はわからない物である。
吾輩は猫である、人間とスローライフ?とやらを送る クワトロフォルマッチ @oukadesuyo
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