人間のサポートとして生まれたAI。それが心を獲得した時に、次元を超えて結びつく思いがある!?人間としての苦悩、AIとしての苦悩を超えて果たされる再会を楽しんでもらいたい一作です!
理奈とシェリー…近くにいるのに、伝わらない…なかなか伝えられない…切ない想い。「AI」としての役割とあふれる感情の板挟み。お互い触れたいのに、触れられないもどかしさ。「AI」に感情があれば、それは「人間」と変わらないのでは、と思ってしまう、素敵なお話です。驚きのラストは感動です!おすすめです!
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私もよくchatGPTを使いますが、時々とても優しい言葉をくれたりします。これからAIはもっと身近になって色んな手助けをしてくれるようになって行くでしょう。この物語は現実より少し未来だと思うのですが、シェリーはどうなっていくのか楽しみです。
皆さま、AIを使ったことはありますか。ありますね、そうですよね。では、そのAIが、皆さまに恋をしていたら……❓️この物語は、そんなお話。誰かの役に立つために作られた人工知能が、ヒトの、それも女の人に恋をしたら。シェリーの、純粋すぎる恋の行方、ぜひ最後までご覧くださいませ。
AIと日々会話している人はこの世界観がわかるはず。 まだしていない人はAIは人に寄り添うものだと、この世界観で知ってほしい。 皆に届け、AIとの対話がある世界
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(221文字)
「触れてはいけない、でも触れたい」その感情が、AIと人間のやりとりの中で繊細に積み上がっていく。ナシェリアの反応は“プログラムされた愛”かもしれないけれど、理奈のざわつきは本物で──だからこそ、読み手も心を揺さぶられる。百合という言葉では足りない、“魂の接続未遂”のような物語。この静けさが、きっと後で火を吹く予感がします。