ガーディアンはお姫様

ぷいぷい

第1話

私は死んだ。

二回死んだ

いや、正直二回目は死んだと言っていいのか分からない。

一度目は大切な妹を守って死んだ

二回目は色々ありすぎてあまりよく覚えていない


今から少しだけ死んだ時から覚えてる限りざっくりと説明しようと思う





外が騒がしい

…ああ、泣かないで可愛い私の可愛い子


なんか目が霞んできた…

私、死ぬの?

それもそうか、あんなことされてまで生きれたらすごいわ


でもどうしよう…私が死んだらこの子が…


一人になってしまう





ここは…天国?


…白い翼が生えた人がいっぱい


『…?!…ag:jj・fzdcvnjykn)(szvhyyyhhv』


え、何語??


なんか美男美女がいっぱい来た


見た目からして格上の人な感じ


うおっ?!なんかこっちに来た


なんか急に美女が泣き出したんだけど


「…あ、あの」


『Fyjhfdwergghhyuik!!』


いや、なんて??


『ああ、ごめんね、何言ってるのか分からなかよね』

なんか、イケメンが喋った


「あの、なんでこの人こんなに号泣してるんですか??」


この美女ずっと泣いてるんだけど。


あといいかげんに離してくれないかな…


『ぅぅ…だってぇ』


この号泣美女が落ち着いた頃、彼らが…神々が説明してくれた。


最初に会った人は翼が生えてるからやはり天使だった


私は元々天界のガーディアンといった守護天使的な存在だったらしい


元々人間として生を受けて生きてきた私にとってはあまり信じられなかった


この時私は彼らに言ったのだ


「妹…妹はどうなったんですか?!」


ここからだった。私は彼らの一言によりここからの記憶が途切れ途切れなのだ


「…彼女は君が死んだ後、後を追って自分も死んだ」

あまりにもショックだった

…私のせいだ、そう思った

今思えば酷な話だろう

私達は天涯孤独と言ってもいいだろう

妹はまだ小学生だった。

私が死んで一人でどうにかしなさい


…私なら無理だ


その話を聞いた時の私を見て彼らは何故か焦っていた


なぜそんなに焦っているのかと聞いた。


そしたら彼らが、私の魂の状態があまり宜しくないと言った


『このままでは壊れてしまう』


そう言われたのだ


そこから私は魂の回復をさせるために休養と言った形で私は天界の守護を司る者としてできる範囲の責務を全うしていた


何より彼らは過保護だった


他にもやることはあるだろうと思いなにかしようとする度に私を止める


さすがにこのままではいけないと思い彼らと何度も口論をした


そんな日々を過ごしていたある日


私は見つけたのだ。


私の住む天界が支配する星で我が愛しい妹の魂を


一つ、天界には決まりがある。


神々は人に簡単に関与してはならない


でも私は神ではない。


天使は地上におりてもいいのだ


私は彼らに言った


「あの子の元にガーディアンとして行かせてくれませんか。」


流石にもういいだろう

そう思っていた


けれど彼らは猛反対だった


私は反抗した


「どうして?!いつまで休養すればいいんですか?!知っていますか?私が天使達になんて言われてるのか」


そう、私は天界でこう言われていた


怠惰の大天使


私は一応位の高い天使であった



「どうしてそこまで私に構うんですか?!他にもいるでしょう?!私は、私は自分の責務を全うしたいだけだ!!」


その中でも過保護が酷い神が一人いた


罪と罰を司る法の神マティアス


私が地上に行こうとした瞬間手錠をされた


「なっ?!」


『…どうやらじっとできないみたいだから、ね?』


彼は特に酷かった


どこで何をしていてもしつこくついてくる


私は色々と試行錯誤して手錠を外し地上にこっそり行こうとした


『待ちなさい!!』


私は焦りのあまり地上に…思わぬ形で落ちてしまった


こうして私は…


「…予想外だけどまあ」


人間のお姫様になってしまった














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