『若さ』だったり『恋愛』だったり一種の『憂鬱』というものだったり。
それらをこれほど明瞭に、分かりやすく、そして優美に描き込んだ著者様の技量には感服いたします。ノリがいい時の新海誠監督作品みたいな。
全体のバランスとか、一文ずつの長さとか、義務教育を経てきて「あ~、こんなことあった(かもしれない)なあ~」という一種のなつかしさとかが相まって、ストレスなく拝読できるように書かれている。
著者様の伝えたいことと、読者様の脳内での情報(場所・人物・台詞など)が、まさに見事すぎるほどの融和を果たしておりますが、きっと誰にでもできることではないのでしょうね(`・ω・´)
自分の書いたものの雰囲気を的確に描写すべく、何度もお邪魔するかもしれませんが(^^;
その時はよろしくお願い致します。