恵みの肉が降る惑星

遥かな未来、人類は地球以外の惑星にも移民していた。地球には恵みの雨が降るように、惑星シグムントには巨人の肉が降る。

舞台は『巨人』が闊歩する荒野の惑星シグムント。この巨人、途方もなくデカいのです。全高40000メートルというから、地球上の山より巨大な生物ですね。人類にとってその死骸は恵みであり、なんと中に街が作られてしまうほど。主人公は、そんな巨人の死骸に携わる『遺骸掘師』の見習い。
実にワクワクする設定のSF です。
どっぷり浸れる世界観のある逸品であり、設定だけでも気になった方、是非ご一読ください。

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