怪盗団
時は逆のぼり、二〇一四年八月一四日……怪盗達は、東京のどこかと、パリのどこかに集まった。(
「バレないように、『階登団』はどうだ。」
とねずみ子ぞう十郎吉。
「いやいや。新入団の者がわかんねえで。『ドロボー団』と書いて、ドを消せばいい。」
と石川二十衛右門。
「そんな下品な名はいかん。高貴な『怪盗団』だ。」
とデュパン。それに一同大さん成し、名は『怪盗団』に決まった。そして皆はかいさんし、その後しばらくはアリバイの証明し合いだけだったが、二〇一七年になると共同で盗みを行った。
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