虚飾まみれの人生


いつだったか、あるカンパニーがおかしなものを買い出した。

扱うものは、記憶。

そしてややして、販売もされるようになった。


当然人々は飛びついたね。

嫌な記憶は売り、楽しい記憶を買う。

買い出した当時、興奮したね。

こんな人生があったのかと。


でも今思うと、バカなことをしたもんだ。

もう自分の人生がどうだったか、思い出せない。

嫌な記憶も、自分のかけがえのないものだったのだ。

嘘まみれの記憶と、レシートを照らし合わせながら、何が本当なのか考えてる。

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