運命の札が示す、婚約と覚醒。
- ★★★ Excellent!!!
第3話は、「救済」と「覚醒」を優雅に描いた回。
詩織という少女が、“誰かに心配される”という小さなことにすら戸惑い、自分の居場所のなさを痛感しながらも――
皓様の言葉に、静かに、しかし確かに癒されていく様子に涙が出そうになります。
「花札使い」「十二の家系」「呪詛花札」など、和風異能ファンタジーとしての世界観も一気に花開き、作品の奥行きが爆発的に広がった瞬間。
皓様の「君のような人間は、稀だ」「私の花嫁に、ひもじい思いはさせられない」このセリフ群、最高です。
ラストの“ぐぅ〜”からの流れまで、全てが美しく、愛しい……!