読者を翻弄するテンポと衝撃。次のページをめくらずにはいられない快作！

物語全体を通して、とても引き込まれる展開でした！
特に印象的なのは、キャラクターの個性がしっかりと際立っている点です。優人の不器用だけど真っ直ぐな姿、美有の軽妙でメタ的なやり取り、榊原さんの冷徹さの裏に見える人間味など、読むほどにそれぞれが愛着のわく存在になっていきます。

また、ストーリーの緩急の付け方が絶妙で、日常のコミカルな掛け合いから、一気にシリアスな場面へと変わっていく流れに毎回ドキドキさせられます。テンポよく進みながらも、要所で強い印象を残す展開の作り方も素晴らしいです。

さらに、ピースストーンという独自の設定が世界観に奥行きを与えていて、物語の核としてしっかり機能しているのも魅力的です！バトルの演出だけでなく、「信念や正義」というテーマが深掘りして描写されていて、物語に納得感があります！

総じて、読者を楽しませる工夫が随所に感じられ、続きを読みたいという気持ちが自然と湧き上がる作品でした！