あとがき
この話は、2025年5月~8月に執筆した、第2作目です。(『神と精霊の息吹』の短編を除く)
厳密にいうと、着想は大学受験直前です。
その後にすぐ来た大学受験と、大学生活に押しつぶされて、執筆されることはなくなってしまっていた物語でした。
大学卒業後の就職先はメーカーのマニュアル制作を主にする部署でした。そこで「テクニカルライター/エディター」として取扱説明書や、製品を活用してもらうための読み物的なコンテンツ、SEOライティングなど「物を書く」ことを生業としたため、趣味で小説を書くというところまではなかなか気持ちが乗りませんでした。
着想だけはあって、たまに「あの話を書くとしたらどうなるのかなぁ」と頭の中で転がすことはあっても、実際に書き出すということはない日々。
なんですが、結婚して子育てがちょっとずつ落ち着いてきたころから、なんとなく「スーインがいい加減自分を世に出せ」と言っている。という感覚に陥ったんですよね……。
そうかしょうがない。出してやるか。
と思った頃に、AIの隆盛。うまく使ったら、もしかしたら短時間で書き上げられるかも?
という思惑が結びつき、書き始めることにしました。
2024年度はちょっと類を見ないほど忙しかったうえに、いろいろな病気が発覚してしまったこともあり、「自分ってどこのだれだっけ。なんのために働いているっけ」って状態になってしまったのも大きかった気がします。
少しは、自分がしたいことをしたっていいんじゃないか?人生で今日が一番若い日なんだし!
と思って、えいやっと飛んでみました。
飛んでみたものの、でも正直言って「雪の国」と「水の国」を書いたらきっとおしまいだろうな、と言う気がしてたのも本当です。それ以上のお話のタネはなかったので。
ところが、書いてたところ、いろいろな方たちと交流させていただけたおかげで、書きたいものがわいてきました。
この水の国でいうと、ゼスリーアの、母からのねじ曲がった性格の系譜を書きたい(笑)。
実際に、カクヨムで連載しているうちに思いついてスピンオフとして書いたのが、もうお分かりかと思いますが、イフラームが火事の夜に飛ばした娘フィリアの物語『香りの記憶』です。なので、『香りの記憶』も厳密にはスピンオフですね。
まぁ順番としては、『香りの記憶』を作り、→繋がりを作るため無理やり侍女のエピソードを『水の国』に入れた、と言うのが正しいので、スピンオフと言うのは苦しいですが。コンテスト応募の関係で先に発表・完結しましたが、あちらが第3作目になります。
ほかにも、エリシアの後宮奮闘記とか、エルディオの突然妻を娶って子供がやってくる話とかも、うまく構成すると面白いかも。
『雪の国』の方では、カイルとユーリの結婚式を書きたいのだ!!!
あの二人は、襲撃でその結果なし崩しに結婚に流れていますからね。たぶん、ユーリに締め上げられて、カイルはちゃんとプロポーズさせられているはず。書きたいなあそういうの。あと、宝玉が出る国のティアラは、細いワイヤ―で宝玉を編み上げて作る、と考えたので、そういう描写とか。
そうそう、モチーフになった「紫雲母の首飾り」は、もちろん紫水晶にランクアップするのですが、取り外しできるトップになっていて、首飾りはもちろん、ティアラの飾りにもなる優れもの。とか考えてはいるんですよ。どこにも書けてないけど。
【以下ネタバレです。嫌いな方はブラウザバックしてください】
と話はそれましたが、最後のスーイン。
どうなったの?と思われますでしょうか。
当初の想定では、「スーインが旅立つ」で終わらせるはずでした。
が、この話を再構成して執筆するにあたり、旅立つラストはあまりにも中途半端な気がして、この話の4章に入るぐらいまでは、明確にスーインは亡くなる想定をしていました。
なんですけど、みんな必死にスーインを生かして帰そうとするので、どうにもこうにも死を明言しにくくなりました。
で、行方不明ラストにしています。
続編とかスピンオフで改めて「あのときに」と明示するかもしれないし、将来「実は寝たきりにはなったが生きている」などで登場するかもしれません。
この話は、サリフとラーニアで締められている通り、この二人が主役になる続編を考えています。その続編を書き始めたら、スーインの去就が決まる気がしています。
決着をつけろよーと言われそうですが、精霊4氏族と言う世界を牽引してきたのも彼女なので、わたし自身も、いなくなるっていうのが想像できないかもしれません。
わたし自身が納得できるまでお待ちいただければと思います。
今見えている予定です。もう近況報告でも書いていますが、次は精霊4氏族が出来上がるきっかけになった『眠り姫伝説』を上げます(すでにあとがきまで予約投稿済み)。
そして、この「眠り姫」が眠っている間に現代に転生してきた話を出します。(出来心で、イクラ丼の後日談から先に始めるという、暴挙に出てしまいましたが)
そのあと、土の国の設定を練ることも兼ねて、王道恋愛物を書く予定です。
多分、年内は以上になるかと。
ただ、王道恋愛物書ける気がしないので、先に二次創作扱いで、中国ショートドラマの勝手ノベライズをやるかも。王道を体得するために。
今のところそんな感じです。
もし、精霊4氏族の話を、気に入っていただけましたら、またお目にかかれればと思います。
水の国の物語〜揺らぎの果てに未来を拓く〜 三木さくら @39change
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