第4話恋愛にとって第一印象って重要だよね
この世には女神様がいるとするのならば
それは目の前にいる彼女の事を指すのだと
俺は思う。
銀髪ツインドリル、誰もを魅了するであろう翡翠の瞳、艶やかな唇に、モデル並のスタイルの良さ
・・・なにより、人類の希望が詰まっているであろう二つのメロン、、、コホンッ
・・・最高に俺のタイプだ!!・・・
「ーーーあ、あの、俺と付き合ってください!!」
気づいたら、、、俺は告白をしていた
(はっ!!?俺は何を?)
もう遅い、会場に響き渡る声量で放った声は
告白された女神の耳にも確かに届いていた。
周りは俺の突然の行動に驚いている
いやいや、俺が一番驚いているが・・・・・・
ーーー告白された女神はというと放心状態だったーーー
それはそうである、突然、初対面の男に告白されたのだから。
それから、ハッと我に帰ったのか、女神は
あたふたとしながら俺に声をかけてきた
「・・・キミ、ボクのこと、からかってるの?」
前屈みで俺の事を心配して見上げてくる
やばいやばい、メロンがみえそう
「いいえ、女神様、私は、揶揄っておりません。本気で好きです、付き合ってください!!
ボソッと なんという事だ、まさかのぼくっ子とは・・・・・・あぁ、神よ、この出会いの感謝を」
「やめてよお、ボクの事を女神様なんて・・・テレるよ//////」
俺はお願いしますと頭を下げながらチラッと女神様を見る
明らかに顔が赤い
・・・反応としては悪くない・・・
ヨシヨシ
押せばいけるか?
「あぁ、何をおっしゃいますか?貴女様は世界神話に出てくる女神さまと同じ銀髪ツインドリルに翡翠の瞳、私は感動しました。
今後女神様と呼ぶことを許してほしい、どうか私とお付き合いしてください」
「もう、ダメだからね?
ボクこれでも、ここの学園長だし、名前だって女神様じゃないよ、ボクにはね、アルカナっていう名前があるんだから」
「これは失礼、私としたことが、女神様の名前はアルカナ様というんですね?
貴女様にしか似合わない名前だ、それに素敵な響きです」
「////もう、、、あまりボクの事をからかわないで////」
「いいえ、揶揄っているのではございません。事実を言ってるだけですよ」
「////早く席に戻ってよぉ~////」
俺が告白してから10分が経過していた
・・・・・・そろそろいいか
「分かりました。席に戻ります」
まだ、もじもじしているアルカナ様に対して声をかける
「・・・・・・え?」
「どうしたんですか、もしかして期待してました?」
俺は席に戻る中、アルカナ様の耳元に向かって
ーーー本当に可愛いですねーーー
「////////もう」
あぁ、おもしろい・・・早く、壊したいな
ちなみに今ここでいうか迷ったのだが、俺には能力がある
そもそもこの世界の人々は必ずどこかの精霊学園に通わなければならない。
これは人類精霊憲法で決まっている。
そして、俺たちがここに入学する予定のアベル精霊学園は世界で最も有名で入学、卒業が頭がおかしいほどに困難な最先端な教育機関である。
俺の両親もここの卒業生だ
さて、話を戻そうか
この世界では産まれた瞬間に、精霊の祝福を受けることができる。
精霊の祝福なのだが、つまり、精霊から目をつけられるわけである。
どの精霊から目を付けられるかは完全ランダムでたまに生まれる前に欲しい精霊に関する精霊アイテムを妊婦に装備させ、確率を上げる方法もあるくらいだ。
まあ、ほとんど、失敗するわけだが。
ほとんどの人の場合、微精霊が多い
その次は準精霊、精霊
あとは詳細不明アンノウン
これらがある。
そして、精霊紋を持っている者は、第1段階、精霊のスキルを1つだけ使える。
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