車椅子を必要とする少年、樹生。ある日、マッドエンジニアの伯父から超高性能AI搭載の電動車椅子をプレゼントされます。樹生はAIにアートと名付けますが、このアート、樹生の子どもの頃の夢、「ヒーローになる!」をインプットされていて、樹生をヒーローにするべく日々奮闘を始めるのですが。完成度の高い作品だと思います。着眼点、構成、登場人物、どれも素晴らしいです。特に樹生とアートの掛け合いは、クスリと笑わされてばかり。非常に面白く、読み応えのある一作です!皆様に、ぜひオススメします!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(182文字)
車椅子で生活する中学生の樹生が、伯父作の高性能AI搭載の電動車椅子をプレゼントされ、子どもの頃の夢を一緒に叶えていくストーリー。AIのアートが高性能過ぎて(?)、樹生とのやり取りは周りからみたらもはや漫才状態。コメディタッチに物語が進むため、次は何が起きるんだろうとワクワクしながら読める作品です!