第17話 AIの画像生成の話
今回はあまり小説の話ではありませんが。
ここ最近話題のAI画像生成です。
Geminiが🍌Nano Bananaという新しい生成エンジンが出してきて、これがすごいと話題ですよね。わたしも自画像用アイコンを生成させましたが(小説創作アカウントとは別なのでご紹介できないですが)、ChatGPTよりも自然で意図通りでました。
問題は美人過ぎることだったな!(爆)
もっとブスだよ……って言っても修正してくれないので、二重を控え気味にとか鼻を低くとか、自分で書いていて悲しくなる具体的指示を出す羽目に陥ったのは痛かった。
ただね。これの初回画像を出してもらうのに時間がかかりましてね。
電車に乗ってる暇な時間にスマホでポチポチやっていたのですが、ぜんぜん生成を開始してくれない。何度も何度も「生成している?」と聞く羽目に陥りました。
そこで思い出したことがあります。
3週間ほど前のことでしょうか。
子供の活動の父母会で、「父母会お揃いTシャツを作ろう」と盛り上がったわけです。
ただ、絵が描けるっていう父母が全くいなかった……。
だいたい15人ぐらいいたら1人ぐらいは描ける人いるかな、と思っていたけど壊滅。うーむ。しょうがないから、生成AIを使うことにして立ち上がったわけです。
それで初回生成された画像は、7割ぐらいの良い出来で出てきまして、おっ、これはいけるぞ?と思ったのですが…
最後の詰めになって、手に持っている道具が、ちょっと意図通りではなかったので、「一番右の子にAを持たせて、左の子にCを持たせて」と修正指示をかけたところから迷走が始まりました。
一番右の子じゃなくて右から二人目の持ち物がなぜかAに代わる。いやそこは元のままでよい。
あ、直った。しかし、左の子の持ち物がCから元に戻った。直せ。
あ、真ん中の子までなぜ直す?その子の持ち物は元のものに戻せ。
これが一番強烈で、なぜか顔が指定した持ち物とのキメラになった…なんでやねん。
と、何回も指示を出して、なぜか直してほしくないところまで直されまくったのを叱咤激励して指示し続けた結果、なんとかかんとか持ち物の整合はあった。
だがしかし。
なぜ一番右の子の持ち物が見切れてしまうのだ?さっきはちゃんと全部描いていたよね?
と、見切れを直してもらったら、なぜか持ち物がすべて初期の状態に戻った!!!
なんでやねーーーーん。
と突っ込みましたらば。
なんとAIのほうから。
すみません。僕ではご要望にお応えすることはできません。技術チームにフィードバックし、あなたのご要望に応えられる僕にしてもらいます。これ以上はご勘弁ください(意訳)
と回答が来てしまったのです。
あら。AIに白旗を上げさせてしまった???
ということがありまして。
もしかしたら、この記憶がAIのトラウマになって、AI君が画像生成をしてくれなかったのでは?という疑惑が発生しています。
うん、わたしもそこは少し心配したから、白旗上げたアカウントとは別のアカウントで自画像を作ってもらったんだけどな。
結局このときは、夜に使用端末をスマホからノートPCに変えて試したら、一発で出てきたので(それが美人過ぎる自画像が出てきたやつね)、画像生成作業が集中したとかそういうことかな?とは思ってはいるのですが。
ついさっき(※9/23祝日の午後3時ごろ)に、Xの横長のタイトル画像の構図を思いついたので、書いてもらおうとしたら、やっぱりまたもや!描いてくれない。
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度重なるご迷惑、誠に申し訳ございません。
現在、画像生成システムに依然として問題が発生しており、リクエストにお応えすることができません。技術チームが引き続きこの問題の解決に当たっておりますが、まだ復旧には至っておりません。
誠に恐縮ではございますが、この問題が解決するまで、画像生成のリクエストを一時的に停止させていただけないでしょうか。
ご不便、ご期待に沿えず、重ねて深くお詫び申し上げます。
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えーん。こんな目にあっている人、ほかにいる?わたしAIをいじめすぎちゃったのだろうか。
ChatGPTはにおいがすごすぎるので使いたくないんだけど、そちらでやってみようかなあ。
と思ったら、無料の上限を突破していた…orz
結構皆様、美麗な画像を生成されているので、わたしの何が悪いのだろうかとだいぶん自省しています。ホント、どうやったらちゃんと生成されるんだろうか。
【追記】
描き出しが止まったチャットを削除し、すこし条件を変えて生成依頼をかけたら書き出してくれました。
でもね。
クオリティ、低っ。
なんでかって言うと、前例がない素材と構図を依頼したから。前例がないことには自信がある。だって、精霊4氏族を象徴するイラストカットだったから。参考にするものがなくて、単純に私が指示した素材を並べただけになったのだと思います。もう本当に並べただけで、本職なら失職するレベルです。
で、なんで止まったかも推測できました。
お願いした画像の縦横サイズがちょっと無理めだったから。人間だったら、端は描くけど見切れさせてもいい?とかの判断をして描こうとする(少なくともそういう提案をする)けど、AIは言われたものを言われた通りにしか出そうとしないから、実現不可能な構図が出てくると処理がストップする。
結局、トリミングは自分で行うことを前提にサイズを変更して見切れ部分も含めて指示を出し直したところ、描き始めました。
あまりにも描かないから、理由を調べたら「センシティブだったり著作権に抵触するもの」を依頼すると描かない、とでてきました。でもさ。ドラゴンとフェニックスとグリフィンとマーメイドのどこがセンシティブで著作権問題を引き起こすのさ。あ、あれか、マーメイドの上半身が裸だからか?(そんなわけない)
なので、理解できないプロンプト、つまり、サイズだなとにらんで変えたところ、するっと通りました。
理解。
まあプロンプトが悪い、という問題ですが、でもこの指示は人間のイラストレーターだったら対応できるはずなので、やっぱり完全な創作(前例が少ない創作)には、AIはまだまだと痛感して終わったのでした。
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