灰の国下層西エリア 西街

 北への分岐路からしばらく歩き続けていると、門が見えた。門には下層西街と書かれているが、どうも様子がおかしい。人の手が入っていた看板とは違い、この文字は掠れて消えかかっているし、門にもびっしりと例の気持ちの悪い植物が絡みついている。

 人がいそうな気配は、まるでしなかった。


「街……だよね?」

「標識通りなら、街だろうな」


 リゼより前を歩き、門を潜る。腐臭はしないが、漂っている雰囲気が奇妙だ。俺はこの雰囲気を知っている。これは、死臭というものだ。

 無論、実際に匂いが漂うわけではない。

 確実に漂ってくるのは、生者がいないのではないかという、半ば確信に近い疑念。振り返ってみると、リゼも感じ取っているのか、顔が先程よりも暗いように見えた。

 腐臭がしないことを考えると、例の手記にあった灰入という存在がいる可能性が高い。あるいは、既に誰もいないゴーストタウンになっているか、だが……。

 問題は、摂取しても問題ない栄養源と水分を見つけられるかどうかだ。植物を見るに、死灰は人やアーティカルだけでなく、ほかの自然物も汚染するのだろう。水源が見つかったとして、汚染されていれば飲むのは危険だ。


 リゼまで灰入になっては、俺はどうして良いかわからない。


「なんだか怖いね」

「ああ、そうだな」


 街を歩くも、本当に誰もいないようだ。街には家々があり、店と思しき看板を掲げた建物もあるが、どれも朽ちている。材木は腐りかけており、触ると塗装が剥がれ落ちた。

 思わず「うわ」と上ずった声を漏らすと、リゼの「ふふっ」という笑みが隣から聞こえてきた。俺の声でリゼに少し余裕が生まれたのなら良かったが、複雑な気分だ。


 目についた民家に入ると、中には生活感があった。食器棚があり、保冷庫という魔道具もあり、テーブルには枯れた花が置かれている。そこかしこに枯れた植物が植えられているのを見るに、この家の住人は植物が好きだったのだろう。

 心の余裕のある人だったのかもしれない。


 保冷庫は動いてはいるが、食べられるようなものは何も入っていなかった。黒くなり元が何かすらもわからなくなったものが、袋に入れられているのみ。

 本当に、何だった物なのだろうか、これは。手に取るのも憚られる。

 家具や内装の様子から見るに、数ヶ月前までは人がいたのかもしれない。


 だが、外観の様子、あれはなんだ? 劣化速度が内装の様子と噛み合っていない。触ると崩れる部分があるほどに劣化しているのに、床は踏んでもビクリともしない。

 建物というのは不思議なもので、人が使わなくなると途端に劣化していく。換気不足や雨漏りによる構造の劣化など、理由は様々だ。

 その速度は思っているよりも早く、この街にある木造の建物であれば、2年か3年程度でも腐食は始まることがある。

 俺がいた頃は、下層には数日に一度、人工的に雨を降らせていた。少しでも、中層……地上の生活に近づけるため、農作物を育てるためだ。

 その頻度は地上よりもかえって高くなっていて、建物の腐食が早いのもそのせいだろう。


「しかし、それにしても早すぎる……」

「ん?」

「いや、外壁の劣化速度がな」

「モンスターにやられたとか? 人がいなくなったなら、近寄ってくるかも」

「……ああ確かに、リゼは賢いな」


 リゼが「えっへん」と鼻を鳴らしている。

 再度注意深く外観を見てみると、部分的に劣化が早まっている箇所があった。なるほど、これは恐らく……。


「アシッドスライムか」

「げっ、あのブヨブヨの?」

「ああ、下層に住むモンスターと言えば毒ネズミ、アシッドスライムが一番メジャーだ。アシッドスライムの粘液には、物体を腐らせる成分が含まれているからな」

「なるほど……おじさんも賢いね」

「だろう?」


 リゼの真似をして腰に手を当ててやると、彼女は「ふふっ」と笑った。


 だが、笑い事ではないな。アシッドスライムや毒ネズミといったモンスターの類は、人の居住区域には近寄って来ない。人の住んでいる場所に出るモンスターは、下層ならばレイスくらいだ。

 アシッドスライムは動物やモンスター、人間の遺体を好んで捕食する。アーティカルならば食べられることはないだろうが、そもそもアシッドスライムが寄ってきたということはここに生者はいない可能性が高いということだ。

 アーティカルは、灰入になったか……。


「別のところも見てみよう」

「うんっ」


 民家から出て、また別の民家に入ろうとした瞬間、ピリッと肌に何かが突き刺さるような感覚がした。虫にでも噛まれたかと思ったが、ここに虫がいるとは思えない。

 無警戒に入ろうとするリゼに「待て」と声をかけ、扉を静かにゆっくりと開け、隙間から様子を見る。


「危なかったな」


 中に、誰かがいる。関節が球体になっているのを見るにアーティカルだろうが、様子がおかしい。テーブルに座り食事をしているかのようだが、皿の上にはなにもない。

 空の皿にフォークとナイフを突き立て、ナイフを引き、肉を切るような動作をしている。そのまま何も無い空間にフォークを突き立て、口に運んでいた。

 あまりにも奇妙で、背筋がゾッとする。


 扉をそっと閉じ、リゼの肩を抱いて少しずつ後ずさった。

 何がトリガーとなり襲ってくるかわからない。物音か、目線が合うことか、奴を中心とした一定範囲内に入ることか。用心するに越したことはない。


「恐らく灰入だ」

「え、まじ?」

「空の皿を前に肉を食っているかのような動作をしていた。生者だとすれば精神崩壊をしているだろう。どのみち安易に接触するのは危険だ」


 灰入の行動原理がわからないうちは、灰入を避けて探索すべきだとリゼに言うと、彼女は静かに頷いた。

 それから建物に入る際には、必ず俺が覗き見をしたが、ほとんどの民家に灰入がいた。観察してわかったのは、彼らはまるで生者かのように振る舞っているということと、単純な動作のみを行うということだ。

 いや、生者かのように、ではなく生前の行動原理をなぞっているかのようだった。生者はもっと臨機応変にさまざまな行動を起こすが、灰入と思しき者達は皆一様に機械的に見える。


 西街の中心付近と思しき広場のベンチに座り、天井を見上げながら息を吐く。今は一体、何時頃なのだろうか。

 見てきた灰入は食事中、入浴中のいずれかが多かった。夜時間の鐘は鳴っていない。変わっていないならば、あれは20時に鳴る。恐らく、19時頃から20時の間というところだろうか。

 この街の鐘も、生前の行動原理をなぞるならば、恐らくは灰入が鳴らしているはずだ。


「結局、食料も飲水もまだ見つけられていないな」

「拠点にするのも難しそうだね」

「灰入が暮らしているからな」


 そうなると、そうそうに中央街にでも行くべきだろうか。

 だが、不眠不休で飲まず食わず。これからすぐ中央街に向かうとして、前と地理がそう変わっていなければ6時間ほどはかかる。もっとも、警戒しながらとなると短く見積もっても8時間か9時間。

 コールドスリープ前には丸1日の断食が義務付けられていた。

 まずいな……。

 空腹は毒だ。

 俺は不思議と飢餓感がないが、リゼは違うだろう。今も隣で、辛そうに顔を歪めている。もっと重要なのは、水だ。水を一滴も飲まずに何時間も歩き続けるなど、人間には不可能だ。

 今は夏ではないのか、そう暑くはない。むしろ涼しいくらいだが、それでも汗はかく。


「大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ」

「無理をするな、と言っても物資が無くてはどうにもならんが」

「ふふっ、その言葉だけで十分だよ、おじさん」


 力なく笑うリゼの隣で、俺はただ天井を見上げた。


 止まっていても仕方がない、もう少し休憩したらこのまま中央街に――。


 ゴーン、と低い音が鳴り響いた。


「この音……夜時間の鐘だ」

「誰が鳴らして……灰入?」

「だろうな」


 立ち上がり、周囲を見渡そうとした瞬間、民家から灰入が出てきた。ゆったりとした足取りで、こちらに向けて歩いてきている。念の為剣を抜いて、彼らの視界から外れるように路地裏へとゆっくり後退る。

 彼らはただゆっくりと、俺達が座っていたベンチの後ろにある枯れた噴水を通り抜け、北方向へと通りを歩いて行った。民家から出てきた数名の灰入が、全員揃いも揃って一所へ歩いて行っている。

 奇妙な光景だが、こちらには気がついていないのか、襲ってくる気配はない。

 ほっと胸を撫で下ろしていると、何者かの影が路地裏に近づいてくるのが見えた。


「ここにいろ」


 様子を見ようと一人で路地裏から飛び出すと、そこにいたのは犬だった。

 だが、おかしい。犬がぱくぱくと口を動かし、何かの言葉を発した。二度も、三度も。不鮮明な言葉は少しずつ鮮明になっていき――。


『ポロ……守れなかった……』


 目が大きく見開く。

 人の言葉だ。親に許しを請う少年のようにか細く、心細そうな声色で、犬が人間の言葉を話した。

 目の前の犬はこちらを見て、赤く目を輝かせている。


 トクン、と心臓が跳ねた。


「なんということだ……」


 次の瞬間、飛びかかってきた犬を咄嗟に躱す。犬が言葉を話したことに面食らい、油断してしまった。剣を握り直し、再び飛びかかってきた犬に剣を振り下ろし、首を二つに断ち切った。

 躱したことも迷わず首を斬ったことも、全て無意識だった。

 だが、体の感覚が言っている。俺は何度も、こうして灰入を斬って殺してきたのだと。そう、あの犬も灰入だ。灰入になる直前、飼い主が犬と寄り添うようにしていたのだろう。


「融合したか」


 今ので、少しだけ、思い出せることがあった。


 灰入が生まれるのは、遺伝子変異によるものだ。ほかの生物と遺伝子が融合することも、確かにあった。

 ほんの少しだけ、自分自身が怖くなってきた。彼が喋った瞬間は動揺し、今もこうして少なからず心を痛めているにも関わらず、斬る瞬間だけは無感情だった。

 俺は一体、何人の灰入をこの手で……。

 いや、今は考えるのはよそう。


「だが、俺は、いや俺達はもっと……自分を知らなければ」

「それに、この世界のことも知らないとね……だからさ、灰入を追ってみない?」


 路地裏からひょっこりと顔を出し、震えながら言うリゼに俺は静かに頷くことしかできなかった。本当ならば、食料と飲料水を確保できていない現状、無闇な探索は避けるべきだろうが、気になるのも事実だ。

 灰入の通行が落ち着くのを待ってから、彼らの後を追うようにして下層西街の北区へと足を進めた。昔は、ここには何があっただろうか。

 思い出すと同時に、それは目の前に現れた。


「そうか、劇場だったな」


 目の前には、華やかな建物がある。魔力で虹色に光る看板は、自分はここにいると存在を証明するかのように、鈍く輝きを放っている。円形状の建造物で、テントを模してあり木造建築にも関わらず布のようなシワがデザインされていて、田舎町にしては大仰な造りだと当時から思っていた。

 確か、名の通った彫刻家による意匠だそうだったか。


「灰入が劇場に?」

「入ってみよう」


 だが、表からは入らない。

 劇場の裏側に回り、通用口の扉のノブに触れる。落ち着いて呼吸をしながら、ゆっくりと静かにノブを回し、扉を引いた。まるで当然かのように、すんなりと開いた。

 入るとすぐに広い通路があり、通路の右脇にはいくつかの部屋がある。楽屋、スタッフの待機所、備品室、事務室などの表札がかけられていた。音響と照明ブースは確か、反対側から回り込むのだったか。

 ひとまず灰入の気配はなく、胸を撫で下ろしながら最も近くの部屋である事務室の扉を開ける。中を覗き見るが、灰入はいないようだ。


「なんかめっちゃ普通だね、職員室って感じ」

「事務室など、どこもこんなようなもんだ」

「おじさんも事務とかしたのかな」

「ガラじゃないだろうな、剣とか振るってるくらいだし」


 無機質な事務用のデスクがいくつか並べられている。どれも埃を被っており、紙の書類が整然と並べられているのを見るに、灰入はこれらを触ってはいないのだろう。

 ここの事務員だった人間は全滅してしまったのだろうか。空調は壊れているようだが、寒々とした空気が漂っている。


 書類はどれも、似たようなものだ。どこかの劇団に公演を依頼したときの企画書、スケジュール調整の書類、フライヤー。どれも劇団の事務室にあるものとしては普通だし、特に気になるような情報もない。


「ねえおじさん、これ」

「どうした?」


 デスク上ではなく棚を見ていたリゼが、一つのファイルを広げて見せていた。近くで見ると、ファイルに一枚の紙が挟まっている。

 誰かの手記のようだが、チラリと見るだけでも灰入に関する研究書類のように見えた。



 ――――


 灰入調査隊隊員5号の手記


 下層西街は全滅したらしい。生き残った住人は中央街に移り住んだそうだが、一体何人が生き残ったのか、わからないな。

 街にいる灰入達は、生前の暮らしをなぞっている。

 興味深かったのは、劇場だ。毎日のように灰入が劇をしているんだ。劇と言っても、何を喋っているのかはわからない。うーとかあーとか、俺にはそういう風にしか聞こえんが、灰入は手を叩いて笑うような仕草を見せたり瞳から流れた涙を拭うような仕草を見せている。

 彼らにだけ通じる言語でも、あるのだろうか。ああ見えて、彼らは普通に生活しているだけなのだろうか。


 いや、理性を失った獣のようなものだから、聞こえる通りうめき声というだけかもしれないな。

 エルピス様が言っていた通り、灰入は生前の行動原理に突き動かされながら、目に付く生者を襲っている。街にだけいるのであれば、避けて進むのは簡単だ。


 隊長に報告したら、サンプルとしてこの街の灰入を維持せよとの司令が来た。ここの灰入は街から出ず、安全だからと。


 クソッタレ。


 エルピス様が喜ぶ顔を想像すると、少し寒気がする。


 (中略)


 今日はコールドスリープエリアの調査だ。

 ほとんどの者は既に目覚めているが、騎士団長ローエングリン様の意向で、ただ二人だけはまだ眠らせておくのだそうだ。この人たちは、一体誰なんだろう。

 ローエングリン様がそこまで入れ込むのだから、相当な人なんだろう。剣と杖の手入れをしていると、どちらも大事に使われていたことがわかる。いい奴らなんだろうな。

 目が覚めたら話がしてみたいが、どうも最近、俺もダメみたいだ。


 少しずつ、意識がぼんやりとしてきた。

 俺は灰憑きとかいう不死者じゃないから、最終型アーティカルになっても結局はこうだ。ナラティブの遺伝子なんて貴重なもの、俺みたいな下っ端には与えられやしない。


 最近は、最終型アーティカルの耐性も完全じゃなくなってきたらしいしな。対策しても灰の性質が変わって、また対策して、いたちごっこだ。


 この人たちが目覚める頃には、死灰の黒紋汚染なんて無くなっているといいな。この調査が、その助けになっているんなら、俺の人生にも、意味があったかもしれない。


 ハハ、笑えてくるぜ。


 ――――



 読み終えて懐に入れながら、ふうと息を吐く。リゼが顎に人差し指の関節を当てながら、「うーん」と小さく唸った。

 得られた情報は大きい。この手記を記した者のことを考えると、胸が苦しくなってくる。

 だが、それ以上に……。


「変だよな」

「変だね、かなり変」


 なぜ劇場の事務室に、調査隊の隊員の手記があるのだろう。道に手記の1ページが落ちていたことも、奇妙だ。

 わざわざ丁寧に、何者によって書かれたかまで記載されている。

 それに、その文字だけ筆跡が明らかに違う。文字が丸い。


 誰かが、誰かに読ませるためにわざと千切って置いてあるようにしか思えない。読ませる対象が俺達とは限らないが、コールドスリープの区画から街に来るまでに1ページ、そして必ず訪れる西街のシンボルである劇場に1ページ。

 これを偶然とするには、俺には能天気さが足りないようだ。


 リゼも、そうらしい。

 変だなあ、と壊れたおもちゃのように、ずっと言っている。


 突然、劇場から声が挙がった。獣の咆哮のような声が、幾重にも重なり、木造の劇場の床が微振動している。彼らにとっては、劇が始まったところなのだろう。

 劇をしている間に、楽屋も見ておこうと部屋を出て隣の部屋に入る。楽屋には誰もおらず、事務所と比べると片付いてるように見えるが、やはり随所に埃が溜まっている。

 テーブルには一つだけ、物があった。

 鍵だ。


 埃一つなく、ピカピカと光り輝いている銀色の鍵は、明らかに異質だった。


「どこの鍵だろうね」

「タグが付いているな」

「本当だ……ええと、西区研究棟マスターキー?」


 思わず、ため息をついてしまった。


「露骨に誘導しようとしているな」

「研究棟に行けってこと?」

「だが、別に従ってやる必要はない。先に中央街に向かうのが良いだろう」


 ひとまず鍵は外套のポケットに入れ、楽屋を見渡す。他には特に何も無さそうに思えるが、念の為だ。リゼも一緒に物色してくれたが、やはり何も見つからなかった。食料や飲料水など、生きるのに必要なものは何一つとして見つからない。

 俺達に何かをさせたい何者かがいるとしたら、生活物資を置いておいてくれれば良いのに。置かれていたのは、どこからか破って来た手記の1ページと研究施設のマスターキーのみ。

 だが、灰入の行動の理由はわかった。

 今後の探索の指標も、立ったと言っていい。


 再び声が挙がった劇場を後にし、早々に西街の東門へと向かった。


 しかし……本格的にまずい。

 リゼの顔が少し青くなってきているように見える。

 中央街にたどり着くまで、ゆっくり休めるとは思えない。いざとなれば、背負ってでも進むべきだろう。


「リゼ、限界が来たら言ってくれ」

「おぶったりしてくれるの?」

「言えばおぶってやるが、言わなければ抱えて走る」

「あはは、じゃあちゃんと言わないとね」


 力なく笑うリゼに微笑みを返したが、首を傾げられてしまった。

 うまく笑えていなかったらしい。


 ひとまずは、下層中央街だ。研究施設へは、旅の準備を整えてから行けばいい。

 外套に入れた鍵の存在感に顔を顰めながら、下層西エリア西央の道を歩き始めた。

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