(11)翔太 - かほと2度目の春
2度目の春、結果的に6回目の指名が最後の夜だった。その時は知るはずもなかったけれど、もし知っていたら、もっと違う時間の過ごしかたがあったかもしれない。
白いままのかほの肌。うっすらと湿気をおびていた。この日、かほの小柄で
かほがぼくの大切なものに手を差し伸べる。いつもより丁寧で、ゆっくりとしたかほ。まさに
この日を最後に、ぼくはかほに会えなくなった。
(つづく)
(第1章「作品解説」)
https://kakuyomu.jp/works/16818622175437139934/episodes/16818622175599033689(CatGPTって、なに?)
https://kakuyomu.jp/works/16818622175437139934/episodes/16818622175437190031
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます