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売られた仮面の令嬢は、無口な伯爵に選ばれる

売られた仮面の令嬢は、無口な伯爵に選ばれる

保志見祐花

おすすめレビュー

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★★★
★3
1人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 千崎 翔鶴
    968件の
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    ★★★ Excellent!!!

    踏みにじられても蛇は笑う

    円満だったはずの政略結婚は、円満ではなかった。政略によってリュネットが嫁いだ相手は、ダルネス子爵。
    もちろん政略結婚であり、そこには家の利益がある。けれどその利益すらもなく――リュネットは帰るところすら失った。
    そして子爵はあろうことか、愛人まで家に連れきたのである。しかもその愛人が、リュネットを自分の世話係にするというおまけつき。
    と、こう書くとなかなかの悲劇ではあるが、そこで泣き暮らすようなリュネットではないのである。

    これはすべて、計算である。
    そしてそれを見破ったクルードとの出会いが、彼女の運命を変えていく。
    聡いリュネットとそんな彼女を気に入ったクルードの運命がどう転がっていくものか。
    あなたも見守ってみませんか。ぜひご一読ください。

    • 2025年6月5日 11:41