作者あとがき(BGMについて)で語られているように本作は初音ミクが主要キャラの一人として出ている。
ネタキャラとしていじられることも多いが、本作でのミクは人類の保護者、主人公である少女にとっての導き手として描かれている。
人類の敵(エネミー)の正体に関しては最後まであかされないが、虚空牙やヴァジュラに近い存在なのかもしれない。
そんな敵にミクがどう立ち向かうか、人類は、主人公は生き残れるのか。興味がある人は読んでみて欲しい。
無理のない設定、読みやすい文体、キャラの魅力で、最後まで引っかかるところがなく読むことが出来る。