そのままの君でいいんだよ、と彼女に伝えてあげたくなる
- ★★★ Excellent!!!
ヒロインの行動を、もうずっと見守ってあげたい気持ちになります。
主人公である春日部真白は、「重い女」なムーブをついつい取ってしまう。
仲良くなれる男性が現れ、デートにまで漕ぎつける。だが、デート当日には「美容院で髪をセット」、「着物姿で登場」という気合いの入りまくった行動を。
そして、「結婚観」などについて話題を出してしまう。更には「髪の毛の入ったペンダントをプレゼント」などなど。
男性はビビる。どん引きする。「婚約者がいたのを思い出しました!」と早期撤退。
そんな「重い女」な真白ちゃんは自分が周囲とズレているのかと悩みまくる。
果たして、この先の真白ちゃんの運命は。
彼女の行動を見ていて、「正しい恋愛観とは」について考えさせられます。
たしかに、彼女は重いかもしれない。でも、恋愛には様々な種類があります。
「なんとなく彼氏(彼女)が欲しいから、試しに付き合ってみる」、「ちょっと好みのタイプに告白されたから付き合ってみる」、「結婚を前提に、真剣にお付き合いする」
付き合うと一言で言っても「熱量」に大きな違いがある。最初からクライマックスな真白ちゃんは、ライトなお付き合いを望む人にはどん引きされるかもしれない。
でも、その情熱はとても貴重なものにも思えます。本当にこれだけ真剣に愛してくれる子がいたら、大切にしたいと思う男性も少なくはないのではないでしょうか。(髪の毛入りペンダントは別として)
個人的には、デートでサイ〇リアに連れて行かれることになって、それを嫌がらずに受け入られる真白ちゃんはラフなお付き合いの出来る、とてもいい子だと思いました。
いい意味で「今」に染まらない、貴重な感覚の持ち主。そんな彼女が幸せを掴めるかどうか、行く末をあたたかく見守ってあげたくなります。