幸せの掲示板 (中巻)
@DJ☆96porice♬
中巻
ある時の出来事でした。また街の掲示板のお知らせを覗きに散歩してました。掲示板は相変わらず色々な企画や、ボランティア・サークル活動・アルバイト等が多々掲示されておりました。ちなみに私は基本、食べ歩きが好きなので今回は、”みんなで楽しく簡単グルメ教室♬”という企画に参加してみようと思いました。今回の料理するメニューは、”ナポリタン”でした。私は、もう楽しみで早く”ナポリタン”を食べたくてたまりません。
企画の日(当日)、一緒に料理する人が私に話しかけて来ました。その人も私が難聴と言う事が分からないと思うので、いつもどおり普通に口で声を発して来ました。すかさず私は、マジックとメモ帳を片手に文字を書いて会話はメモ帳に書いて答えますと書きました。私は、おそらく一緒に料理する人がその様子を見て引くのかなあ?って思いましたが、そしたら以外にも、その人は手話も少しは出来るよって手話で返してくださいました。私は、一緒に料理する人が、手話が出来る人とペアを組む事によって、今回の料理教室の企画に参加する上での不安が少し薄くなり、とても楽しく参加出来そうに感じました。不安が薄くなったどころか、逆に安心感すら覚えました。料理教室がとても楽しくてみんなで料理するのがこんなに楽しいと私は、今の今まで知らなかったです。ホントに今回の料理教室の企画に参加してよかったと思いました。みんなで料理している最中は、とても楽しい充実した時間でした。さぁ、早速料理が出来上がりました。今日のメニューは、”ナポリタン”、”ガーリックトースト”、”コンソメスープ”です。さぁ、みんなで美味しくいただきます、ホントに料理が美味しかったです。ご馳走様でした。
しばらく例の料理教室の企画に通っていると、一緒に料理している人に手話でその人から、こんな質問を受けました。”君、お仕事は、何してるの?”って、聞かれました。その質問を聞いた私は、一瞬焦りましたが、でも私も嘘言っていずれバレると嫌だから、正直な話しをメモ帳に書いて答えました。”現在、就職活動中です。”って、答えました。私は、思わず一緒に料理している人とのいい関係性が壊れるんじゃないかと思い、ビクビクしましたが、以外にもその人は手話で、”そんなに仕事がしたいならば、私の職場においで。”って、言ってくださいました。私もいきなりのオファーだったので、図々しくその話しに乗る訳にもいかなかったので、一度は丁重にお断りしましたが、その人は笑顔で、”大丈夫だょ。物は試しだから、やってみなょ。”って、心配要らないよってどうしても言うので、私もでは、3日間だけその職場にお世話になる事にしました。
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