4:執筆、楽しんでますか?
──創作が続かないあなたへ、五つの提案── (by マボロシ屋)
創作って、楽しいだけじゃないですよね。
むしろ「書きたいのに書けない」、「評価が伸びなくてしんどい」といった『しんどさ』がついてまわるのが常。
筆者ももちろん、その道中におります。
ただ、少しでも肩の力が抜けて「もうちょっと続けてみようかな」と思ってもらえるよう、今回は『執筆が辛いと感じた時の処方箋』を、5つの切り口でまとめてみました。
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(1)流行に乗れないなら、自分の『好き』で浮気しよう
流行ジャンルが合わない。けど、自分の作品も伸びない。そんな時、筆が止まるのは当然です。
そんな時におすすめしたいのが、『浮気小説』を書くこと。
自分だけが楽しい、妄想全開の創作でいいんです。公開しなくてもOK。
プロットを練ってみたり、設定だけ考えてみたり。それだけで頭が切り替わるし、「あれ? 書くのってやっぱり楽しいな」と思い出せることもあります。
意外とそこから、今の作品へのヒントやエネルギーが戻ってくることもあるんですよ。
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(2)『先っちょだけ』好きな要素を差し込んでみる
たとえば、悪役令嬢モノが流行ってる。でも自分は冒険ファンタジーが好き。
そういう時は、「物語の途中で都市移動中に野盗が出た」くらいでいいんです。
ほんのちょっと、好きなジャンルの味を『先っちょだけ』入れてみる。
結果、作風がぶれすぎると読者離れのリスクはありますが、
あなたが神です。誰も
少しでも『書いて楽しい』を取り戻せるなら、試す価値ありですよ。
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(3) 筆を折るな、置くだけにしよう
「書くのがしんどい」と感じたら、筆を『折る』のではなく『置く』のが正解です。
一度筆を折ってしまうと、「もう無理だ」となってしまいがち。
でも、筆を置くだけなら、また手に取る日は必ず来ます。
筆者自身も、かつて書いていた別作品『二度も転生経験済み』を一部完結で止め、今は『花園の批評家』に注力中。
でも、設定やプロットは今でも少しずつ考えています。再始動に向けて『置いている』状態です。
止まってもいい。けど、やめなくていい。
それが、創作と長く付き合うコツかもしれません。
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(4)あなたの執筆の『主目的』は何ですか?
「PV数が伸びない」、「ブクマがつかない」……その先に何を見ていますか?
筆者の目標は「毎話に根幹のテーマを込めつつ、書籍化を目指す」こと。
もちろん
でも、大きな目標だけを掲げていると、達成までの遠さに心が折れてしまいます。
だからこそ、小さな『サブ目標』を立てることが重要です。
たとえば、
「ブクマ5件いかなかった。じゃあ次は10件を目指そう」
「PV数が微妙でも、次作で5000PV行けば満足!」
……こんな感じでOK!
自己肯定感を少しずつ積み上げながら、執筆を『ゲーム感覚』で乗り越えていく。
これがモチベ維持には効くんですよ。
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(5)まとめ:辛い時は、ハードルを下げよう
創作は、いつでも『楽しい』とは限りません。
でも、辛くても筆を折らずに続けられる人が、最終的に『何か』を掴むのも事実です。
書くことに苦しさを感じたら、以下の方法を試してみてください。
・『好き』を妄想して頭を切り替える
・『ちょっとだけ』好きな要素を混ぜてみる
・筆は置いて、また戻ってくる準備だけしておく
・ハードルを下げて、達成感を拾う
・主目的を見失わない。でも、サブ目標で道を照らす
そしてどうしても書けない時は……筆者の作品を酷評して笑ってくれても構いません(笑)
書くことは孤独ですが、創作を楽しむ方法はいくらでもあります。
あなたの物語が、あなたにとって良き旅となりますように、祈っております(´-ω-`)
この小説、コケてますよね?〜それってあなたの感覚ですよね?〜 マボロシ屋 @kamishiro168
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