イツデモ

みぃ

どんなときでも




誰しもが 泣きながら

この世界に

おとされる


小さなからだで

大きな口を開けて

力いっぱいの

声を響かせる


幸せの笑みを浮かべる

ひとの

腕の中


そして始まる


ひとつのいのちの

たび


風に吹かれても

雨にうたれても




待っているもの




崖の上でひとつまたひとつ違う命が救い待ちわびている...

そこに大きな鷲と小さな雀飛んできた...

なるほど鷲ならその爪でガシッと掴んで運んでくれるだろう

知らない街へ

知らない世界へ...

誰だってそう

実際に救われたい...でも崖の上で命危ういそんな時

雀の可愛さに

こころすくわれたりもする... 

崖の上で揺れる命たち

まっているのは

まっているのは?




ありがとう

あなたとの出会いに


ありがとう

あなたと紡いだひびに


ありがとう

オレンジに沈む

夕陽に


ありがとう


もっと

笑顔のタネをまこう


















































  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

イツデモ みぃ @miwa-masa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ