「状態動詞 ↔ 動作動詞」の区別 この例ください

もちろん。状態動詞と動作動詞の違いは、文脈や意味によっても変わるので、ペアで見ると分かりやすいです。以下に代表例を挙げます。


1. see / look


状態動詞: see = 見えている(受動的)


I see a bird in the tree.

(木に鳥が見えている)


動作動詞: look = 見ようとする(能動的)


I am looking at a bird in the tree.

(木の鳥をじっと見ている/視線を向けている)


2. hear / listen


状態動詞: hear = 聞こえる(自然に感覚として入る)


I can hear music from the next room.

(隣の部屋から音楽が聞こえる)


動作動詞: listen = 注意して聞く/傾聴する


I am listening to music carefully.

(音楽を注意して聴いている)


3. have


状態動詞: have = 所有する


I have a car.

(車を持っている)


動作動詞: have = 食事・経験・行為


I am having lunch.

(昼食を食べている)


I am having a meeting.

(会議をしている)


4. think


状態動詞: think = 考え・意見を持っている


I think he is right.

(彼は正しいと思う)


動作動詞: think = 熟考する/考え込む


I am thinking about my future.

(将来について考えている)


5. be / become


状態動詞: be = 状態そのもの


She is tired.

(彼女は疲れている)


動作動詞: become = 状態へ変化する


She is becoming more confident.

(彼女はますます自信がついてきている)


💡ポイント


状態動詞は進行形にしにくい(I’m seeing the bird ✖️)


動作動詞は進行形でOK(I’m looking at the bird ✅)


同じ動詞でも意味次第で「状態/動作」が切り替わることがある。

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