第3話 ステータス表2
よし。ステータス表の続きだ。
男。っていうのは、まあわかるよな。性別だ。
ちなみに俺の知る限りこの地では男と女という表記しかない。
またこの世界では人間族と精霊族。不死族と大きく3つの族があるのだが。その中で人間族と精霊族は性別があり。不死族だけ性別がない。
余談だが国の人口比率は8割人間族。2割弱が精霊族。ごく少数が不死族である。
あれ?ちょっと待て、じゃあお前――と、またいう人がいると思うが待て。
順番に説明するから待ってくれ(俺としてはめっちゃ時間を持て余しているからゆっくり時間稼――いや、しっかりと話したいんだ)。
次に年齢だ。
年齢は先ほどから数千年生きていると言っていたと思うが。正確には1374歳――らしい。
おー。気が付けばもうそんなに生きているのか。
自分で驚いていたわ。
俺めっちゃ生きてるな。ちなみに一年は360日くらいだったと思う。
いや、別に1年が何日とか大切なことじゃないんだよ。だってステータス表があるからな。年を取ったらちゃんとカウントしてくれる。なのでわざわざ1年が――とか細かいことは気にしなくてもいいんだよ。
にしても1374歳か。語呂が悪い気がするが――まあいいか。
っか、そりゃそれだけ生きていれば、何回か世界が滅びそうなことがあったり。遠くの方や近くで数百回くらい戦いが起こったりしている雰囲気を感じたりするわけだ。
むしろこの地よく数千年もちゃんとあるな。とか思った方がいいのかもしれない。
ちなみに先ほど出てきた人間族の寿命は長くて100歳くらいだったと思う。今ではもう少し伸びたり縮んでいたりするかもしれないが。まあそこまで大きくは変わっていないと思う。
そして、精霊族は1000歳くらいが平均だったか。あの種族も長生きだからな。そして人それぞれとかで俺より年上とかいてもおかしくないからな。会ったことないけど。
最期に不死族はその名の通り死なない。
というか一度死んでなんやらかー。と、あって、ごくごく一部が不死族になれるとか。なので不死族の人の年齢のことを言っても――かもだが。とにかく不死族は死なない。ステータス表はどう表記されているんだろか?実際にあったことがないので何とも言えないが――もしかすると横棒都下かもしれないし。一度死んだので何歳プラス何歳とかになるのだろうか?って、まあいいか。
と、俺も精霊族なら説明が簡単だったかもだが――でも、俺のことはもう少し待ってくれ。
次に――独身。って、これはそのままでわかるから今はいいか。
こんな年齢の俺だが一度も結婚はしていない。
――なぜこうなったかはちゃんと理由があるが。それを今語りだすと残りの説明ができないからまああとで良いな(決して候補が居たりいい感じになったのに結ばれることなく数千年来てしまったというわけでは――多分ない。そうだない。俺の記憶的には――ないはずだ)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます