第20話:森のお祭り大騒動

 朝露が緑の葉を滑り落ちるように、昨日の神域化の影響も次第に消えていった。神代遼が目を覚ますと、空は再び澄み渡る青に戻り、森の空気も清々しさを取り戻していた。


「やれやれ、元に戻ったか」


 遼は寝袋から身を起こし、左腕の腕輪を確認する。「12.5」のポイントは変わらず、青い光も安定していた。昨日の「フラグを折らない実験」の後遺症もなく、世界は通常の姿を取り戻していた。


『おはよう、寝坊助』


 アフロネアの声が、朝の静けさを破る。その調子には、昨日までの緊張感はなく、再び気まぐれな女神の声に戻っていた。


「おはよう。今日はまた何か企んでるの?」


『まあね。あなたが昨日あんな危険な実験をしたから、今日は私からのお返しよ』


 その言葉に、遼は警戒の表情を浮かべた。女神の「お返し」が、良いものであるはずがない。


「何を……」


『今日は森のお祭り! 「恋の実り祭り・森の編」を開催するわよ!』


 遼の顔から血の気が引いた。「恋の実り祭り」——それは島での最初の大混乱の原因となったイベントだ。


「やめてくれよ、また変なことを……」


『楽しいに決まってるじゃない。昨日のあなたの実験も面白かったし、今度は私のターンよ。公平でしょ?』


 アフロネアの声は、はしゃぐ子供のように弾んでいた。


『それに、今日はユーノスも参加するわよ。私たちお互いの力を試す機会でもあるの』


 その言葉に、遼は長いため息をついた。女神同士の遊びに巻き込まれるのは勘弁してほしいところだが、拒否権はないようだ。


「分かった。でも、昨日みたいな神域化だけは勘弁してくれよ」


『もちろんよ。あれは予想外の副作用だったもの。今日はもっと楽しく、もっとシンプルに』


 アフロネアの約束に、どれほどの信頼性があるのか疑わしいが、とにかく遼はキャンプの仲間たちと今日一日を乗り切るしかない。


 寝袋をまとめ、キャンプの中央へと向かう遼だったが、そこで彼を迎えたのは、すでに始まっていた「お祭り」の光景だった。


 ***


 キャンプを取り囲む木々には、カラフルな花輪や光る小さな提灯のようなものが飾られていた。中央には大きな焚き火が準備され、その周りには食べ物や飲み物が並べられている。まるで本当のお祭り会場のような華やかさだ。


 そして何より驚いたのは、キャンプの仲間たちの変化だった。全員がどこからか現れた色とりどりの衣装を身につけており、まるでコスプレイベントのような様相を呈していた。


 レオンは騎士のような装いで、ラティアは青い宮廷ドレス風の衣装、フローラは森の妖精のような緑の服を着ていた。エリオットや医療班の面々も、それぞれ冒険者や魔法使いのような格好に身を包んでいる。


「神代、遅かったな!」


 レオンが声をかけてきた。彼の様子はいつもと変わらず、神域化の後遺症もないようだった。


「これは何事だ?」


 遼の問いに、レオンは明るく笑った。


「朝起きたら、こんな衣装と祭りの飾りつけがあったんだ。皆で相談した結果、丸一日の休息日にすることに決めたよ。森での生活も長くなりそうだし、気分転換も必要だろう?」


 遼は唖然とした。どうやら女神たちの干渉が、仲間たちにとっては「自然な出来事」として記憶されているらしい。


『当然よ。神々の干渉をそのまま記憶されたら困るでしょ?』


 アフロネアの声が、当然のように響く。


「神代、あなたの衣装もあるわよ」


 ラティアが小さな荷物を差し出してきた。開いてみると、黒と青を基調とした、まるで魔法剣士のような装いの衣装が入っていた。


「僕も着なきゃいけないの?」


「もちろん。今日は全員参加よ」


 ラティアの微笑みは、断ることのできない強制力を持っていた。遼は諦めのため息と共に、衣装を受け取った。


 数分後、新たな装いに身を包んだ遼がキャンプに戻ると、セリアもまた特別な衣装で現れていた。彼女は白と銀を基調とした、神官のような装いだった。その姿はまさに「神の使い」としての彼女の立場を象徴しているようだった。


「神代さん、似合っていますね」


 セリアの言葉に、遼は照れくさそうに頷いた。彼もまた、彼女の装いが美しいことに気づいていた。


 キャンプの中央では、レオンが皆を集めて今日の「祭り」のスケジュールを説明し始めた。


「午前中は料理コンテスト、昼からは鬼ごっこや宝探し、夕方からはダンスと食事会、そして夜には焚き火を囲んでの語り合いだ」


 レオンの説明に、皆が歓声を上げる。普段の森での生活から解放される一日を、心から楽しみにしているようだった。


「どうやら、盛りだくさんの一日になりそうだね」


 遼の隣に立っていたセリアが、小声でつぶやいた。


「ええ、神々の干渉が原因なのは明らかですが……たまには楽しむのもいいかもしれませんね」


 彼女の言葉には、昨日までの緊張感はなく、むしろ祭りを楽しもうという前向きな気持ちが込められていた。


『そうそう、楽しまなきゃ! 特に私とユーノスのちょっとした勝負があるからね』


 アフロネアの声が弾むように響く。


「勝負?」


『ええ。私はあなたを通じてフラグを折る側、ユーノスはセリアを通じてフラグを立てる側。どちらが今日の祭りで優位に立てるか、神々のプライドをかけた勝負よ!』


 その説明に、遼は心の中で呻いた。結局、彼らは神々の遊びの駒なのだ。


 だが、仲間たちの楽しそうな様子を見ていると、今日一日くらいは女神たちの遊びに付き合ってもいいかなという気になってきた。


「よし、やるか」


 遼の決意に、アフロネアの甘い笑い声が心の中で響いた。


 ***


 午前の料理コンテストは、予想外の盛り上がりを見せていた。二人一組のペアで料理を作るというルールが発表され、くじ引きでパートナーが決められた。


 遼のパートナーはラティアだった。


「頑張りましょうね、神代」


 彼女の青い瞳には、競争心と共に何か特別な光が宿っていた。


「ああ、できる限りね」


 二人は森の実や小川で採れた魚を使って料理を始める。ラティアは意外にも料理の腕前が確かで、手際よく作業を進めていく。遼も彼女の指示に従って調理を手伝った。


「神代、もう少し小さく切って」


「こんな感じ?」


「そう、上手よ」


 作業を進める中で、二人の距離は自然と縮まっていく。腕輪が時折震え、「フラグ検知」の警告を発するが、遼はその警告を無視せず、適切なタイミングでさりげなく距離を取るようにした。昨日の「実験」の教訓を活かし、完全に無視するのではなく、自然な形でフラグをコントロールする方針だ。


 一方、隣ではエリオットとフローラのペアが楽しそうに料理を作っていた。フローラの森の知識が活かされ、彼らの料理からは魅惑的な香りが漂ってくる。


 そして、セリアはレオンとペアになっていた。彼女の手から時折漏れる虹色の光が、二人の作業を神秘的な雰囲気で包んでいる。


『見て、セリアの妨害工作!』


 アフロネアの声が、突然遼の意識を揺さぶった。


「妨害工作?」


『ええ。彼女はレオンとラティアのフラグを強化しようとしているわ。そうすれば、あなたとラティアのフラグが弱まるでしょ?』


 その分析に、遼は思わず笑みを浮かべた。セリアらしい戦略だ。彼女は直接的な妨害をするのではなく、別のフラグを強化することで間接的に干渉するという手段を選んだのだ。


「なるほど。それなら僕も……」


 遼はわざと材料を取り落として、セリアとレオンの作業場の近くに行った。そして材料を拾いながら、さりげなく彼らの会話に割り込む。


「順調? 僕たちの料理はもうすぐ完成だよ」


 その一言で、レオンの注意がラティアに向けられた。彼は遼とラティアの作業場を見て、思わず感心の声を上げる。


「おお、見事だな。ラティアの料理の腕前は昔から評判だったが、神代との相性も良さそうだ」


 その言葉に、ラティアは微かに頬を染めた。レオンとラティアの間に生まれかけていたフラグが、一瞬で弱まったのを感じる。


 セリアは遼の戦略に気づき、小さく微笑んだ。彼女の瞳には「なるほど」という理解の色が浮かんでいた。


 こうして料理コンテストは、表面上は和やかな料理作りでありながら、裏では遼とセリアによる「フラグ戦争」の場となった。彼らは直接的な対決ではなく、さりげない言葉や行動で互いの戦略を妨害しあう。


 最終的に、料理コンテストの優勝はフローラとエリオットのペアに決まった。彼らの作った「森の恵みシチュー」は、審査員役のキャンプの仲間たちから絶賛を浴びた。


「やったね、エリオット君!」


 フローラの喜びの声に、エリオットも嬉しそうに頷く。二人の間には確かなフラグが立っていたが、それは自然に育まれた純粋なものだった。


 遼とラティアのペアは2位、セリアとレオンのペアは3位という結果だった。


『一ラウンド目はドローね』


 アフロネアの声に、遼は内心で頷いた。彼とセリアの「フラグ戦争」は、まだ始まったばかりだった。


 ***


 午後の鬼ごっこは、森全体を使った壮大なゲームとなった。レオンの提案で「旗取り合戦」のルールが加わり、二つのチームに分かれて戦うことになった。


 遼はレオン、ラティア、医療班の一人とチームを組み、セリアはフローラ、エリオット、もう一人の医療班とチームを組んだ。各チームの陣地に旗が立てられ、それを奪い合うというシンプルなルールだった。


「作戦を立てよう」


 レオンが遼たちを集めて相談を始めた。


「正面からの攻撃は難しいだろう。森の地形を活かした奇襲が有効だ」


 彼の提案に、全員が頷く。遼は地形について自分の知識を共有し、ラティアは相手チームの弱点について分析した。


 そうして彼らが立てた作戦は、レオンとラティアが囮になり、遼がひそかに敵陣に忍び込むというものだった。作戦会議の後、各々が持ち場に散り、ゲームが始まった。


 遼は森の茂みをかき分け、敵陣へと向かう。一方、レオンとラティアは正面から相手チームの注意をひきつける役割を担った。


 敵陣に近づくにつれ、遼は予想外の光景を目にする。セリアが一人、旗の前に立ち、まるで彼を待っているかのような姿勢だった。


「来ると思っていました、神代さん」


 セリアの声には、余裕と挑戦の色が混じっていた。


「どうして分かったんだ?」


「作戦が見え透いていましたから。レオンさんとラティアさんが囮になるなんて」


 彼女の洞察力に、遼は思わず微笑んだ。セリアの読みは確かだった。


 二人は一瞬、向かい合って立っていた。それは単なるゲームの対決ではなく、二つの神の代理人としての戦いの象徴でもあった。


「取らせはしませんよ」


 セリアの言葉に、遼は挑戦を受けて立った。


「さあ、どうかな」


 遼は突然、左に動いたフェイントを見せ、右から回り込もうとする。セリアもそれに反応して動くが、彼女の動きは遅れる。遼の動きの方が一瞬速かった。


 しかし、旗に手を伸ばそうとした瞬間、セリアの手から微かな虹色の光が放たれる。それは実体のある攻撃ではなく、何かの魔法でもなかった。しかし、その光が遼の視界を一瞬惑わせ、彼の動きが停滞する。


「それは反則じゃないか?」


 遼の抗議に、セリアは小さく笑った。


「ルールに"魔法の使用禁止"とは書かれていませんでしたよ」


 その言葉に、遼も思わず笑みを浮かべる。確かに、そのような明確なルールはなかった。


『使いなさいよ、あなたのギフト!』


 アフロネアの声が遼の意識に響く。


「それもアリなの?」


『もちろん! これは私とユーノスの勝負でもあるんだから!』


 その言葉に、遼は自分の腕輪に触れた。青い光が湧き上がり、「フラグブレイク・ギフト」の力が彼の身体に流れ込む。


 瞬間的に体力と反射神経が高まり、遼は驚異的な速さでセリアの横を通り抜け、旗に手を伸ばした。


 セリアも驚いた表情を見せたが、すぐに対応する。彼女の手から放たれる虹色の光が強まり、遼の動きを妨げようとする。


 二人の力がぶつかり合い、森に小さな風が起こる。それは神々の力の衝突が生み出す現象だった。


「セリア! 大丈夫?」


 別方向から、フローラの声が聞こえた。どうやら彼女が援軍としてやってきたようだ。


「よし、僕の作戦も成功だな」


 遼の言葉に、セリアは目を見開いた。どうやら彼も囮だったらしい。


 遼とセリアが戦っている間に、別の場所でレオンとラティアが相手陣地から旗を奪うことに成功していたのだ。


「見事な作戦でした」


 セリアの声には敗北の悔しさよりも、相手の戦略を称える誠実さがあった。


 遼とセリアは互いに顔を見合わせ、小さく笑い合った。これは単なるゲームの勝負を超えた、二人の絆を深める瞬間でもあった。


『第二ラウンドはあなたの勝ちね』


 アフロネアの声には、珍しく素直な称賛が込められていた。


 ***


 夕方、森のお祭りはさらに盛り上がりを見せていた。キャンプの中央に設けられた広場では、即席のダンスパーティーが始まろうとしていた。


 どこからともなく現れた楽器を使い、医療班の生徒たちが軽快な音楽を奏でている。その周りには松明が立てられ、幻想的な雰囲気を作り出していた。


『最後の勝負よ、神代』


 アフロネアの声が、遼の心に降り注ぐ。


『ダンスパーティーでは、フラグがたくさん立つわ。あなたはそれを折り、セリアは立てる。最終結果はここで決まるわよ』


 その言葉に、遼は静かに頷いた。彼はすでに一日の「フラグ戦争」を楽しみ始めていた。それは命がけの戦いではなく、むしろ友好的な競争のようなものだった。


「神代さん、踊りませんか?」


 フローラの声に振り返ると、彼女は緑のドレスで微笑んでいた。その笑顔には、かつての切ない想いではなく、穏やかな友情が宿っていた。


「ああ、喜んで」


 遼は彼女の手を取り、ダンスの輪に加わる。フローラとのダンスは自然な流れで進み、二人の間には確かなフラグが存在していたが、それは「恋愛」ではなく「友情」のフラグだった。折る必要のないものだ。


 ダンスが終わり、次の曲が始まると、今度はラティアが遼に近づいてきた。


「一曲、いかが?」


 彼女の誘いに、遼は微かに頬を染めながらも頷いた。


 二人のダンスが始まると、周囲から視線が集まってくる。レオンも含め、多くの仲間たちが興味深そうに二人を見ていた。


「ラティア、君は踊りが上手いね」


「ありがとう。家柄的に、ダンスは必須の教養だったから」


 会話が続く中、二人の間にはフラグが確かに立っていた。それはラティアの心から自然に生まれた感情だった。


 しかし遼は、このフラグを完全に折ることはしなかった。代わりに、彼は会話の流れを変え、彼女の興味や趣味について質問した。それによってフラグは恋愛から友情へと変質していく。


『おお、上手くなったじゃない』


 アフロネアの声には感心が混じっていた。


『完全に折るのではなく、方向を変える。それもフラグブレイクの一つの形ね』


 遼は内心で頷いた。彼は以前のような「破壊的な折り方」ではなく、より自然で相手の心を尊重する方法を見つけつつあった。


 そんな中、遼の視線はセリアに向けられた。彼女はレオンと踊っており、その様子はまるで絵画のように優雅だった。彼女の手からは微かな虹色の光が漏れており、周囲のカップルたちのフラグを強化しているようだった。


 遼とセリアの視線が交わる瞬間、二人の間に奇妙な理解が流れた。彼らは敵対者でありながら、互いの役割と使命を尊重し合う仲間でもあった。


 ダンスと食事が続く中、夜はさらに深まっていった。やがて大きな焚き火が中央に設けられ、皆がその周りに集まって座る。森の夜空には無数の星が輝き、まるで天空のダイヤモンドが散りばめられたようだった。


「今日は素晴らしい一日だったな」


 レオンの言葉に、皆が頷く。この不思議な森での生活の中で、今日という日は特別な思い出として皆の心に刻まれることだろう。


「さあ、星語りの時間だ。皆、順番に今日の感想や未来の希望を話そう」


 レオンの提案に、生徒たちは順番に立ち上がり、自分の思いを語り始めた。フローラは森での新たな発見について、エリオットは皆との友情について、それぞれの言葉が焚き火の炎と共に夜空へと昇っていく。


 遼の番になると、彼は少し考えてから言葉を発した。


「僕は……この森で皆と過ごせることに感謝している。時にぶつかり合い、時に助け合い……それが僕たちの絆なんだと思う」


 その言葉には、「フラグブレイカー」としての彼の経験と、一人の若者としての素直な気持ちが混ざり合っていた。


 次にセリアが立ち上がった。焚き火の光が彼女の銀髪を輝かせ、その姿は神秘的な美しさを放っていた。


「私は……皆さんとの出会いに感謝しています。恋も友情も、心と心の繋がりは様々な形を取ります。そのどれもが大切で、尊いものだと思います」


 彼女の言葉には、二つの魂を持つ者としての深い洞察が込められていた。それは単なる「恋愛成就」を超えた、より包括的な「繋がり」の価値を語るものだった。


 星語りの後、皆は徐々に眠りにつき始めた。一日の興奮と疲れが溢れ出し、静かな眠りへと誘われていく。


 遼はキャンプから少し離れた場所で、一人夜空を見上げていた。彼の隣には、同じく眠れないでいるセリアの姿があった。


「結局、どちらの勝ちだったのでしょうね」


 セリアの問いかけに、遼は肩をすくめた。


「さあ? でも、それはもう重要じゃないような気がする」


 彼の言葉に、セリアは小さく微笑んだ。


「ええ、本当にそうですね」


 二人の間に流れる静けさは、対立を超えた理解と尊敬に満ちていた。それは神々の代理人という役割を超えた、二人の人間としての絆だった。


『面白い結果ね』


 アフロネアの声が、遼の心に降り注ぐ。


『皆がそれぞれの形で幸せになれた祭り。これはある意味、私もユーノスも望んでいたことかもしれないわ』


 その言葉には、女神らしからぬ優しさが含まれていた。


「そうかもしれないね」


 遼は星空に向かって小さく微笑んだ。


 今日という日は、「フラグブレイカー」としての彼の旅の中でも、特別な一日となった。それは神々の遊びから始まったかもしれないが、最終的には皆の心に温かい思い出として刻まれる日となったのだ。


 森のお祭りの余韻は、星々の輝きとともに彼らの心に刻まれ、新たな朝を迎える準備を静かに整えていた。

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