第32話 怖い夢を見た
夢を見た。コレは作り話じゃない。
自分の部屋に首吊り死体があって
それを見ながら私が
「うわん、うわん」と泣いている。
死体は誰なのかと夢の中で確かめると
なぜか死体は、かわいいぬいぐるみを、おぶっていて
首をつっている自分だという事に気がつき
そんな自分が、みじめで、かわいそうになって
「うわーん」 と泣きながら暗闇のベットで
目を覚ます・・・
「あれっ・・・なんだ夢か・・・」
冷や汗で背中が冷たく身震いする。
あいかわらず孤独な生活の自分が悲しく、怖い。
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