おまけ
裏設定色々+α
注意:ネタバレの塊です。お話をすべて読んでいただけた方だけ目を通していただけると幸いです。
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『野山モジの文字化け言葉一覧』
実は文字化け修正ツールを使えばある程度何を言ってたかはわかりますが、使うデバイスによって変わる可能性がありますのでこちらで答えを出しておきます。
順番は単純に物語通り、という感じで。
第19話
・ふぇ!?そ、それは…は、その…佐久間も…。
・さ、佐久間?どうかした?
・な、何を言ってるの?そんなことないよ…!
第20話
・やめてください…。お花が潰れちゃう!
・だ、大丈夫。あ、あの。久しぶり…だね
・ま、待って!
・もう戻れないの?私はまた佐久間と話したい
・私何かしたの?佐久間!佐久間がいてくれないと、私寂しいよ…!
エピローグ
・私なんかで…良かったら。貴方を好きにはなれないけど…。
第20話タイトル
・私はいつだって君を目で追っていた
物語を通して、モジが佐久間を心から嫌う瞬間はありません。
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【小ネタ+情報追加】
・佐久間とモジの名前はアナグラム
浅宮佐久間→あさぐさくま→あくまささぐ→悪魔捧ぐ
野山モジ→のやまもじ→じやまもの→邪魔者
・悪魔と天使について
悪魔と天使は同一人物です。最初は佐久間を遊び半分で絶望に落としてみようと思い一度巻き戻し助け、突き落とすを繰り返しその過程を楽しむつもりでした。
思い出なんてなくても時は戻せます。
しかし、段々と悪魔は佐久間に心を寄せていき、最終的には佐久間の絶望より野山モジを佐久間に忘れさせることが目的と変わっています。
本物の悪魔はカナエとナツメを足して、意地悪なナツメって感じの性格してます。
夏目香苗は悪魔が人間として転生した姿。
物語を通し、悪魔と天使はなんでもありだと思ってもらって構いません。
・アセクシュアル
無性愛のことです。簡単に言えば、野山モジは高校生から恋愛感情が欠落していた、ということになります。理由というか、野山モジ本人めちゃくちゃにモテていたため若干の飽きが拡張された、って感じでしょうか。
そのため、佐久間がモジと真に結ばれることは絶対ありません。
・野山モジが都内で棄てられていたとき
あそこ不明瞭ですよね。簡単に説明します。
中学三年生のモジは一人で何もすることがなくただ孤独に襲われていました。
親友である古井美奈と出会えるのも高校からで、佐久間には頼りにくいですし。
それでネットの人にほいほいついて行き誘拐。その後はまぁご想像通り。
・カナエ
ここまで来ると分かると思いますが、カナエは終始嘘をついています。まず契約なんてものはありません。自分の記憶を消したのは、そっちの方が都合が良かったから。アイツは何もかも演技で喋っています。
目的は佐久間が自主的に野山モジから手を引くため。
・野山モジの父はまるで準備でもしていたかのように、その日殺し屋に依頼した
・古井美奈の家族崩壊が早すぎる
・疲れて眠った佐久間。の割にはちゃんと通知をオフ。
・随分と都合よく野山モジの母が部屋に乱入。音もなく。
・完璧なタイミングでスマホに流れてくるネット記事。
一番裏で頑張ってたのはカナエ。
佐久間はナツメを利用していたようですが、利用されていたのはどっちでしょうね。
・初期設定
実は元々は佐久間と野山モジは付き合ってるところから始まっていいかなって思ってました。ただそれだとなんか佐久間がイケメンになりすぎるのでやめました。佐久間はあくまで、悪魔なので。
・佐久間の存在しない野山モジのルート
父親は浮気をほったらかします。もうこの時点でほとんどの事件起こりません。
母親も夫のお金は欲しかったので別れることもなし。
古井美奈とも関係は良好。
孤独に追い込まれることもなし。
お父さんの誕生日プレゼントを買いに行ったあの日も、佐久間が手を出さなくても他の女の子が庇ってくれます。リメちゃんという女の子が。
エピローグで野山モジに告白したのは翔です。二人の関係が上手くいくかはまた別のお話…。
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あとがき
これくらいでしょうか。タイトルに悩んだって話もありますが別にいいですよね。
全体的に終わりはハッピーエンドにできたかと。もちろん、悪魔にとってですが。
誰も死にませんしハッピーですよね。
今回のお話、実は小説家・米澤穂信さんのボトルネックという作品から影響を受けまくってかき上げました。読んだことある人は意味がわかるはずです
ない人は読んでください、最高ですあれは。
それでは、ここまで読んでくれる人がいるかはわかりませんが読んでいただきありがとうございました。
次は冬にまた一つ書く予定です。
それではさようなら。
ナツメとカナエの笑い方、似てますよね。
報われない幼馴染~バッドエンドロストメモリー~ コトワリ @kame0530
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