第46話 腹の座らない小者ムーブに、言ってやるのです!
「見苦しいですよ! ってか、わたしとご飯を挟んでぺちゃくちゃペッペは止めてくださいっ」
尤もな
「んで、二人ともが
それに
更に続いた言葉には、多くのクラスメイトが首を傾げた。けれどフンスと鼻息も荒く、胸を張って堂々と自説を展開する彼女は自信満々で、反論を受け付けない空気を醸し出している。
「そんなこと言っても、小さな子供じゃないんだから、いきなり押しかけるなんて……。ねぇ?」
「行って、アイツの親に鉢合わせたりしたら気マズくね?」
恵利花も、
大抵の対話は、LIINEなど文字でのリアルタイム通信で事足りる。小学生のうちからスマホに触れてきた彼らは、実際顔を合わせて語り合うかの如く吹き出し入りの入力文字での遣り取りに馴染んでいるのだ。
わざわざ時間を掛けて出向き、事前に申し合わせておいた時間に、不特定多数が行き交う場で会う――なんてことは、効率と利便性が悪くしか思えない。更にはパーソナルな通信ツール越しではないため、当人以外の介入も有り得る。だから、面倒な行動としか思えない。
「ナニ言ってるんですか!一色さんや、カレピが
ほら、と
「これたけ気になってるなら、行ったほうが良いに決まってるでしょう!
「え?」
「は?」
裏返った声で恵利花が。そんな後付け情報今ごろ出してくるのかとの半分苛立った声で
「まぁ、毎日みたいに家の前までただ行って帰ってくるのも、いい加減どうかとは思っていたことだしね。ちょうどいいタイミングなのかも知れないわね」
恵利花が前向きになるが、
「カレピって、んだよ! 勝手なこと言ってんなよ!」
「あれだけ
「小者!?」
「一方の話しか聞かずに、わたしに当たった理不尽な出来事を、水に流したとは思わないことです!」
ビシリと鼻先にピンと伸ばした人差し指を突き付ければ、
ムグムグとしか言葉を発せなくなった
「そうね、私もまさか
少しばかり悲しげに瞳を揺らすが、強がるようにフフンと笑ってみせる。
微細な表情の変化だったが、
(おやぁ? 一色さんはもしかしなくとも、そうだったんですね。
それに対して、恋愛対象どころか友達としてさえ真っ直ぐに向き合わず、逃げようとする
うっかり照れただけなのに、評価が再び下降し続ける
ようやく亜美の家への訪問がまとまりそうになったところで、静かに遣り取りを見ていた薮が、勢いよく立ち上がった。そのまま気合を入れてひとつ息を吸い、大股で3人の元へと歩き出す。
「僕も、行くよ。あんなことをやらかした
決死の覚悟の表情で
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