第10話 雅子の部屋4
20世紀のいつか、雅子大学3、明彦大学2
明彦がうちの体拭いてくれた。敏感なとこ拭かれるたびに気持ちよなってしまう。うちも明彦の体拭く。彼のあそこ拭いたら明彦がビクッとした。もう、もっと固くなって仰向きに突っ立ってるやん。
「雅子、ぼくも我慢できなくなってきた」
「ほらなぁ、うちだけやないやん?」
「ベッドに行こうか?」
「うん」
うちら手つないでうちの部屋に行った。
「あ!だけど、コンドーム、ぼくは持ってないよ」
「たぶん、安全日やで、今日は」
「できるだけ、外に出すよ、雅子」
「ええよ、気使わんで。盛大に中に出してや。でも、妊娠したらお嫁にもらってくれる?」
「妊娠しなくても、お嫁にもらおうかな?」
「リップサービスしてくれるやん?ヒメはどうすんの?」あ!言うてもた!
「……それは先延ばしの問題だな」
「ゴメンナサイ。あかんねぇ、ヒメのこと頭にあんねん」
「ヒメに嫉妬?」
「ううん、不思議とヒメには嫉妬心わかへんの。なんでなんやろ?わからへんわ」
「ヒメの話はまた後で。ここには雅子とぼくしかいなんだから」
明彦がうちを仰向けに横たえる。ちょっと下向くと、自分の胸見えた。うちのピンクの乳首がつんと勃ってる。明彦にそれ知られるんが恥ずかしいやら、ムズムズするやら。あれ?初めての時は夢中やったけど、今はうち、落ち着いてるみたい。彼がうちの脚広げた。股の間から彼の固いのが見える。三年ブランクあんねんけど、ふさがってへんよなぁ?あれ入るのキツそうやなぁ。
明彦が自分のを右手で持って、うちの縦筋に沿って上下させてる。うちのヌルヌルをこすりつけてるんやね。うち、彼のが上下するたびに自分あそこがすっかり濡れてるんがわかった。あ!うちのオメ◯に彼のが割りこんできた。明彦め!オメ◯、オメ◯って言うもんやさかい、うちも使てもうてるやん!…オメ◯広がってる。肉おしのけられる。息苦しなる。でも、しびれるような快感が背筋走った。
明彦、ゆっくりゆっくり挿入してくる。ジワリジワリと一秒間に数ミリしか挿れてこぉへん。それで、ニュルンいう感じで、彼の大きな先っぽがうちの入口通過した。自分でもオメ◯が彼のを締め付けてるんがわかる。
ブランクあるさかいキツなってるんかな?普段、自分でいじる時は中指の長さくらいまでしか挿れへんけど、明彦のはうちの中指の長さの倍くらいありそう。高校生の時挿れられたんよりずっと長くて太い。
あ、ちょっと引き抜かれた。それで、さらに奥まで挿れてきた。ジンジンして気持ちええんやけど、その気分と裏腹に顔歪んで苦しそうな表情してるんが自分でもわかる。なんでなんやろ、気持ちええのに。
うわぁ~、最後にドンッと奥まで突き刺されたわ。こんなうちの体の奥まで入ったもんはうちの人生で初めてや。オチンチンの根本まで入ってもた。ク◯が彼の体に当たってるさかい、根本まで入ってるんがわかる。もううちの奥はないんよ、明彦。
子宮口突っついてる。おへその当たりまで届いてるんちゃう?彼のが口から飛び出しそうな気がした。つい、彼の背中に回す手に力入ってしまう。思わず腰突き上げてしもた。
明彦、奥まで入ったまんまで、キスしてきた。頭ボォ~っとなっちゃう。もう無我夢中で彼の舌吸う。彼が唾出してきたさかい喉鳴らして飲んでもた。うちすごいことしてへん?こんなこと自分でできる思わへんかった。彼もうちの唾チュウチュウ吸ってる。あそこ動かさへん。うち、腰モゾモゾさせるんやけど、彼微動だにせえへん。これやったら、標本にされた蝶々みたいやん?うちのがヒクヒクして彼のを締め付けてる。小さいのが何度もきて逝ってしもた。うちってこんなに逝きやすかったっけ?
「雅子、締りがすごくて、我慢するのが・・・うう、動いたら逝っちゃいそうだよ」
「うちのええの?」
「すごくいい、奥行きもサイズもぼくのにフィットしてる。こんなに締まる気持ちのいいオメ◯ってあるんだね?」
「明彦、そんな恥ずかしいこと言うなや」
「だって、雅子のオメ◯、最高だもの」
「アン」
「雅子、ぼくがオメ◯っていうたびに、締め付けてるよ」
「うちやなくて、うちのオメ◯が勝手に動いて、あぁ~」
「よぉし、少し落ち着いてきたよ」
「そういうもんなん?」
「射精しそうな波が過ぎたんだ。じゃあ、雅子、覚悟してね」
そんなこと宣言されても…あかんよぉ、そんなスロー、スロー、クイックで奥まで突き上げちゃあ。思わず枕掴んで背中そらしてしまう。おまけに、こいつ、この明彦め、スロー、スローの回数読めへん。二回スローでクイックするんか、六回もスローで焦らしてクイックするんか、急にクイックするんやもん。あちゃあ、うち、彼の背中で無意識に脚交差させて、彼の体逃さへんようにしてるやん?
その脚を彼振りほどいて、もっとうちの脚広げてくる。ズンッときた。奥まで来た。うち、頭、真っ白やん?ウワァ~って声あげてもた。ズズズズズゥ~って、感じ?え?そこで止めるん?うちが背のけぞらしてるさかい、もうマックスで一番奥まで届いてるよぉ。うちのオメ◯、ギュウギュウ彼のを締め付けてる。
うそやろ?こんなの?ほんまに口から彼のが飛び出しそうな感覚。あれ、うちの枕ってこんな感触やったんや、って枕の左右の耳思い切り掴んで、背中そらしてしもた。どでかいのが来た。こんなん初めてや。死んでまう、ってこんな感覚なん?うち、死んでまう。
癪に障ることに、彼は死なへんねんな、これが。うちを死ぬほどにしてるのに、彼は一緒に逝ってくれへんのよ。なんや、こいつ、うちをこれ以上弄ぶつもりなん?
彼が急に上体起こすと、うちの手とって、うちを引き起こした。彼があぐらかいて、うちがそれに乗るみたいな体位にする。これ、対面座位ってやつなん?おいおい、うちの全体重が、あそこにかかっちゃうやん?無理や思た、さらにもっと奥まで突かれてる。うち、壊れてまう。
明彦、うちの腕を彼の首に回した。それで、うちのお尻鷲掴みにして、無理に広げて、もっと奥まで届くようにしてる。おへその上まで入ってもてる気がする。「うぉ~、もう雅子無理や、我慢できへん」って言うて、ビュルッ、ビュルッ、ビュルッ、ビュルッっとこんなに出るんか、思うくらい、うちの中に出した。もううち、体支えられへん。力抜けてまう。あかんよ、こんなの。うち、死んでしもたみたい…死んでしもた。
うちの中が彼の液体で充満してる。だんだん、彼のが小さくなっていく。くっついてるうちの入口と彼の根本の隙間から彼に注がれたもんがボタボタ垂れてるんがわかる。もっと溢れてくる。ベッドに滴ってる。シーツ洗わななぁ。後でやけど。余計なことを女の子は考えるもんやわ。
彼、うちが彼の首に回してた腕そっとふりほどいて、グタァ~となってるうちを仰向けにした。彼のがスポッと外れた。彼、うちの横に体横たえた。うちの乱れた前髪を左右に分けてくれて、キスしてきた。うちも彼もハァハァ言うてる。大きな波がだんだん静まって、小さな波になって、オメ◯がそのたびにヒクッ、ヒクッと収縮する。
何リットルも彼の液体がうちに注がれた気がした。これって、妊娠してまうかも。妊娠したら彼はさっきの言葉通りのことしてくれるんやろか?ぼくの嫁になってくれ、なんていってくれるん?
独占欲、所有欲、支配欲なんて話さっきしたけど、うちはこれで彼の女なんや、なんて、自分でも意外やったが思わず思てしもた。万里子、ざまぁ見ろ、って。なんて女の子は余計なこと考えるんやろ。我ながら呆れ返る。
「雅子、いっぱいキミの中にだしちゃった。これで妊娠したら、結婚して下さい。産むかどうかは別にして。まずは、結婚しないとね。逃げないよ、ぼくは」なんて、うちが考えてたこと読んだみたいに明彦言う。
うち、泣いてまう。
「た、たぶん大丈夫やけど、もしもって時は、うちをお嫁にもらってくれるん?」
「もちろん、雅子がいいなら、ぼくのお嫁におなりよ」
ほんまに涙腺緩んできた。うち、彼の胸に顔うずめた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます