ふうちゃんのたび

みぃ

風は知っている




ふうちゃんのたび


風の声がきこえますか

あるときは木々たちをしならせ

ゴーゴーと吹き荒れる

またあるときは心地よい

そよそよそよ風が

キミの髪の毛を撫でて風に揺れる

 風。。風はどこから来るのでしょうか3月の声をきいて外に出れば

間違いなく 風は春を帯びていました 

近所の子供が遊んでたのかな小さな風船 まっさおな風船

それは空にお似合い

木にひっかかってこちらをみてた

ソヨカゼが風船のひもをきらきら揺らし まあるい 風船しばらくみてた



四季だより


誰かが言った

冬の山はかなしい色をしてる

寂しそうよねとこたえる

雪が積もれば

颯爽と純白を受け入れる

空気も凛とすみわたる

心地よい緊張感に包まれる

真冬の寒さにしたたか 打たれ

春待ち望む声が次第に大きくなってゆく


春夏秋冬其々そこかしこによさを見つけて

なるたけ自然と寄り添いながら四季をゆく


降臨説


宇宙に想いを馳せて

はるかいのちを見守りながら

その汚れなきこころは

人々の勝手や

やむなき自然の猛威に

傷つき泣き叫び

それでも尚且つ 

この地球に光を与えてくれる

柔らかな羽衣に心地よく包まれる日々の中

いつか大空に一筋降り立つ光の帯

そこから姿をみせるのは 人類を否定するなにかだろうか

 優しさを思い出させるなにかだろうか

此の世界偉大なる宇宙揺蕩うて

やがて僕達の前に姿をあらわすもの




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ふうちゃんのたび みぃ @miwa-masa

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ