あとがき

第57話

『その手で、その唇で』を読んでくださりありがとうございます!



この作品はリコリス様主催の《Project S》シャッフル企画にて執筆させて頂きました。



企画はそれぞれの参加者が原案を提出し、シャッフルされた後に渡された原案でストーリーを書いていくというものでした。



私が担当した作品の原案はココナッツ様です。執筆中は誰の原案なのか秘密だったため非常にドキドキしておりました。素敵な原案ありがとうございました!



自分が考えた設定やテーマではないということで、普段とは違う楽しさを味わえたので嬉しかったです。参加させてくださりありがとうございました!




当初、ココナッツ様の原案を頂いた段階では『高校生カップルの純愛』『大人ラブの現実的なストーリー』のイメージの二つだったのですが、完全にどこかで砕けたようです。


つまり、原案から完全に逸れてしまって申し訳ないのですが、楽しく執筆させて頂きました!




美に執着することが引き起こした事件。歪んだ愛情。好きなのか嫌いなのかごちゃ混ぜの感情論。



ハッピーエンドなはずなのに、そこに罪の意識が残り続ける。彼ら自身には本当の意味でハッピーであったのか?



あくまでフィクションではありますが、それでもロウは1度目の罪を自らで償っていないのですから。



ロウと葉月の関係は、葉月が望まない限り単純に『恋人』と呼べるものではないのです。トリガーを引いてしまったばかりに捩れてしまった、そんなお話でした。



ちなみに原案で書かれていた冒頭シーンはプロローグにて執筆させていただきました! すごくお洒落な原案だったので目立つようにしたかったのです。



ストーリーが終わった後の四字熟語の部分、自分ではかなり満足しています。ストーリーの余韻を残したまま読んでいただいた方が、意味と内容が伝わりやすいかなと思ったのでそうしてみました。



本当に、読んでくださりありがとうございました!






また、この《Project S》には私も提出しています。私の原案で書いてくださった小鳥遊うた様、ありがとうございます!


最後に、素敵な企画を立てて下さったリコリス様、心より感謝致します。お疲れ様でした。


企画に参加したメンバーさんの作品一覧は以下URLのサイトからmainのリンク先に掲載されています。


【Project S サイト】






Fin.2015/11/29

名霧 遊都

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

その手で、その唇で[完] 名霧ゆと @yuto_nakiri

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ