第27話 昼チュン



 ラティカと出会った翌日。

 つまりは彼女を抱きまくった翌日。

 

 俺は朝日が昇るころに満足して眠りにつき、その日の昼頃に目が覚めた。


 窓から外を見れば、お日様は高く昇っている。

 もう昼だ。



「まあ、昼に起きることは想像ついていたけどな」



 そういえばアイナを始めて抱いた時もこんな感じだったなー。



 あの時とは違うところが1つ。

 それは、ラティカがいるということだ。


 右を見れば、そこにはアイナが寝ていて。

 左を見れば、そこにはラティカが寝ていた。


 ちなみに二人とも服を着ていない。

 全裸だ。


 そして俺も全裸だ。


 やりまくったあとだからね。

 しょうがないね。



「しかしこれは……この光景は……。最高だな」



 右には巨乳。左には爆乳。

 しかも両方ともすごい美人である。


 両手に花どころの騒ぎじゃない。



 こんな二人と、俺は恋人になったのだ。

 

 幸せだ……。 

 俺、もうこの世界で一生暮らしたい。


 もういいでしょ。

 もうこれアガリでしょ。

 男の夢もう叶ってるでしょ。

 

 無理だって。

 これからの人生でこれ以上の物絶対手に入らないって。


 この二人以上のものなんて、今後の人生で手に入らない。

 想像もつかない。


 アイナとラティカに比べたら、金だとか地位だとかそんなチャチなもんはどうでもよくなってくる。



「おはようございます。ご主人様」


 俺が幸せをかみしめていると、アイナが起きてそう挨拶した。



「おはようアイナ」


 おはようと言っても、もうお昼だけどね。

 

「む、二人とももう起きているのか。おはよう」


「ラティカもおはよう」


 パチリと、ラティカが目を開く。

 

「昨日はごめんね。一晩中激しくやっちゃって」


「あ、ああ。あれな……。うむ。まあ、別に謝罪の必要はない。嫌というわけではなかったしな。むしろまたしてほしいというか、我としてはあれくらい激しいのはかまわんというか……」


「え? そうなの」


 昨晩のラティカは前後不覚になって、もうなに話してるのかわからないくらいにぶっ飛んでたけど。

 あれくらいしても大丈夫なのか。


 さすがにやりすぎてしまったなあと持ってたけど、問題ないならいいだろう。


「じゃあ今日もあれくらいしようか」

 

「何! わかった。するのか。いつするのだ? 今からか? 待ってくれ主殿。こ、こころの準備が!? あと10秒ほど待っていてくれ!」

 

 心の準備するの速いなおい。


「さすがに今からはしないよ。落ち着け」



 今からするわけない。

 体力的にはいまからしても全然問題ないわけだが、しかし時間的にさすがに今から始めるのはね。


 もうお昼だ。

 今からし始めたら、やっている間に夕方になって1日が終わる。



 時間をかけずにすぐ終わらせればいいじゃないかって?


 おいおい。

 この絶世の美女二人を前にして、すぐに切り上げるなんてこと出来るわけないでしょ。


 満足するまで自分が止まらないという自信がある。

 そして体力無尽蔵の俺が短時間の行為で満足なんてするわけがない。

 


「なんだ。しないのか……」



 ちょっとしょんぼりするラティカ。

 期待していたのか。


「それは今夜満足するまでするよ。今日はこれから別のことをしようと思うんだけど」 

 


 とはいえ、いったい何をしようかまだ決めていない。

 急ぎでやることは別にないんだよな。


 クエストにでも行こうか?

 オーク3体倒すってクエストも昨日受注していたし。

 結局倒さずに終えているから、それをやっても良いんだけど。


 でも別に期限がきまっているわけでもないんだから、急いでやる必要はないし。

 明日でもいいかなーとか思っている。


 なんか、冒険に行く気分じゃないんだよね。

 幸福なことにお金に余裕はあるんだし

 

 なにをしようか、とぼんやり考えていたら、俺はが目に入った。

 

 

 ラティカとアイナがベッドから起き上がっている。

 そして、部屋の端にあった自分の服の方まで歩いている。


 その光景をじっと見ていた。

 そして俺は、が目に入った。

 

 それとは、胸だ。


 アイナとラティカの胸。

 大きくて柔らかい、彼女たちのおっぱい。


 二人が歩くたびに、おっぱいがぶるんぶるんと揺れていた。


 俺はそれを見て、ふと思った。


「ブラジャーを買いに行こう」



 彼女たちにはブラジャーが必要だろう。



「ブラ、ジャー?」


 俺の言葉に、ラティカとアイナは頭に疑問符が乗っかっていた。


「ブラジャーとはなんだ? 我がいない間に作られた新しい菓子か何かか?」


「お菓子じゃないけど。ブラジャー知らない?」


「我は知らんな。封印されている間にできたものであるならば、わかりようもない。アイナ殿は知っているか?」


「私も聞いたことはありません。ご主人様。ブラジャーとはどのようなものなのでしょうか?」


「アイナも知らないなら、この世界にはないのかもな……。ええと、女性の胸が揺れないようにつける下着のことなんだけど」


「ああ、胸当てのことですね」


 と、得心がいったというようにアイナが言う。


「胸当て?」


 ちなみにラティカはまだピンと来てない。

 

「女性の胸を支えるための布があるんです。それのことですよね」


 アイナは自分の胸周りを手でおおようにジェスチャーをしてラティカに教えている。



「ふむ。なんとなくはわかった」


「アイナの理解であってるよ。今日はそれを買いに行こうと思う」


 この世界では、ブラジャーという名前はなくて胸当てという名前なのか。


 そのまんまだな。



「ラティカは着たことないよね」


 今の反応からして、存在すらしらないといったところだろう。

 そもそもドラゴンなのだから、人間の下着なんてつけたことないに決まっている。


「アイナは胸当てはどうしてたの?」


「私は着たことありません。奴隷商人からは嫌われていたので」



 うっ。

 そういえばアイナは嫌悪の呪いで苦労していたんだった……。



「辛いことを思い出させてごめんね……」


「アイナ殿。我と一緒に幸せになろう」


 

「そ、そんな暗くならないで下さい! 別に苦しく思っているわけじゃないですから! 今はご主人様の下ですっごく幸せなので大丈夫です!」



「そう? よかった。嬉しいよアイナ」


 嬉しいので彼女の所に行ってたくさん撫でる。

 恍惚とした様子でアイナは喜んでいた。




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