ガチ恋勢が「失恋」してしまう切なさ。すごく沁みてくるものを感じました。
主人公は友人である「宏樹」がアイドルの青川凛に「ガチ恋」していたのを知っていた。そして、その青川凛がついに結婚することになり、宏樹は落ち込むことに。
でも、その恋は無駄ではなかった。ガチ恋勢として彼女にふさわしい男になろうと、宏樹は魅力をアップさせようと頑張っていたから。
その過程で彼の身には……。
宏樹や「もう一人の人物」に共感し、推しが結婚する切なさが描かれて行きます。その二人の嘆きを聞き、「まあ、よくあることさ」と読者は割と冷静に読み進めることに。
でも! でも! 実は更にその先が!!!
そこまで読んでひたすら「うわ、切ね~!!!」と口にしたくなります。ろくに知り合いになれないアイドルが結婚する寂しさは、「よくわからないけど頑張れ!」って冷静に受け止められる。
でも、その先に描かれていることについては、「この辛さはわかり過ぎる! おそらく万人共通に!」と激しく胸に響く。
思わぬ形で出現するこの「切なさ」。是非とも本作を紐解き、胸を揺さぶられてみてください!!!