第8話 初めて対立した人間
老人「わしじゃ」
この老人は大変なことを言った。なぜならこの死体の元凶はこの老人だと言うからだ。俺はびっくりしてしまい戦闘態勢をとる
緑齋「一応聞いておく、俺の聞き間違いかもしれないからな。この死体をやったのはお前なのか?」
念を入れて質問をしてみる
老人「そうじゃわしじゃ」
全く意味がわからなかった。なぜ人間を殺す必要があるのだろうか。とある人が言っていた。異なる人を敵だと思う人は幸せにはなれないと。だからこそ俺は疑問に思ったのだ
緑齋「なぜ人間を殺す?場合によっては敵対することになるが」
老人はかしこまった顔で近づいてきて何かを構えたような姿勢になる。一回警戒したが武器のようなものは見当たらなかったから油断していた時だった。いきなり黒い炎が集まってきて黒火剣が出来る。そして俺に襲いかかってくる。そして見事に攻撃を喰らってしまい一気に体制が崩れてしまった。それを狙うかのように追い討ちをかけようとしてくる。そこに神父は俺を守ろうとしてくれた。
神父「變天(ヘンテン)」
神父は回転しながら炎を出し攻撃をする。相殺されてしまったが俺のことを逃してくれた。そしてそれをみて俺は驚いたのだ。神父も老人もどちらも黒火剣であり、老人は軽い体で避けている。そして神父の方はまるで別人かのように表情が変わっている。おそらく本気を出しているのだろう。何から何まで俺はびっくりしている。そしてやつを倒そうとしている神父に対していう
緑齋「ここは俺にやらせてくれ!俺がこいつを倒したいんだ!」
その言葉にびっくりしたような表情に一回なったがすぐにいつもの気弱な表情に戻った神父であった。
老人「君みたいな若い子がわしとやろうってのか?いいじゃろう。こい!!!」
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