まあ、あらすじ読んだ時点で設定がもう面白いんで、腹を括るしかないんですけどね。
見た目は子供、剣技は達人。
どこぞの推理メガネではなくても、そりゃ事件も寄ってくるわけで、後は『剣聖』の名に恥じないお約束通りの展開が楽しめます。
そりゃ強いですからね、イレギュラーだろうと何だろうと、倒しちゃいますし。んで、バレますし。
本人たちはスローライフを望みつつ、周りがそうも言ってられない空気へと変わっていくのが、英雄のいる世の定めというか。
100話を超えたところで、物語における問題点の概要が見えてきた辺り。
『解決編』までの道のりはまだまだ遠い感じですが、どうやって解決、あるいは解消していくのかが楽しみです。
ネクストは1作品読んでしまえば後は1ヶ月の間は何作読んでも定額なんで、読むものが無くなってしまった人は試しにと検討してみてもいいかもですかね。
見た目は子供、中身は伝説の剣聖という主人公・アルフレッド。その設定だけで惹かれるが、彼の歩んできた波乱の人生と、異国をさすらいながらも前へ進もうとする姿には自然と応援したくなる。
再会した幼馴染であり、かつて共に戦ったパートナー・シェリルとのやり取りは、温かみもありテンポも抜群。ふたりの過去や絆が物語に厚みを与えていて、読む手が止まらないでしょう!
剣聖としての誇りと名声、迫りくる祖国からの追手、そして仲間との再会――様々なドラマが重なり合う…。
キャラクターたちの個性や関係性が生き生きと描かれ、シリアスとコミカルのバランスも絶妙。読みやすさと深み、両方味わえる素敵な作品です。