番外編


時は少し遡る。





「起きろ!!!!」

と怒鳴りながら寝室に入ってくる茜。

「もう……少し……」

しゃがれた声で拒否。

そして呆れて近くによってきた所で、僕が腕を伸ばし体を抱きしめベッドに引きずり込む。

「うわぁ!」

と驚き体制を崩しベッドに倒れ込む。


奏多に抱えられるようにすっぽりハマった茜。

満更でもない顔でもう一度怒鳴る。

「やめろ! もう起きろ朝ごはんできてるから」

と言うが僕は

「いや、茜の目玉焼きしょっぱいもん」

と僕が冗談交じりで話す。

すると茜は

「はぁ?!文句あるなら自分で作れ!!」

とキレる。そんなに怒らなくても、と思いながら起き上がる。

リビングに行き用意されている朝ごはんに手をつける。


しょっぱい目玉焼き、昨日僕が作ったカツサンド。

まぁ、悪くない。


こんな生活が続けばいいな。

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また貴女と――――― wkwk-0057 @wkwk-0057

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