たぶん、おそらく、ネイビー

瀧壮一(新)

本編

たぶん、おそらく、ネイビー

まえそ

おがりん(おが)

こうき

ちぱ

むりょ

ほのか

あいり

店員



〇大阪・自宅・朝・自室・冬


窓から冬の朝の光が零れ落ちている。スマホには無数の通知が溜まっている。スヌーズしまくったアラームが部屋に鳴り響く。大山は不機嫌ながらも重い身体を起こし充電されたスマホを取ってロック画面の通知と時間を把握する。同時にやつらとカフェに行く集合時間に起きた事を察する。

おがりん「うわっ。やってしまった!」

急いで布団から脱出しリビングへ。ストーブをつけて机の上においてあったスティックパンを手に取る。食卓の椅子に座ってはそそくさとパンを平らげる。一息つく。そして遅刻していることを思い出す。

おがりん「こんなことやっている場合じゃないやん」

我に帰りスマホとイヤホン、肩さげバッグを持って急いで家から出る。靴もあまり履けてないし誰もいないのに、

おがりん「行ってきまーす!」

とか言ってしまうほどに焦る。マンションから出て鞄を調節しながら走って向かう。


〇高槻市・カフェ・いつもの店・昼前


急いで店内に入るおがりん。周りを軽く見るといつメンがいる。カフェの店員が質問してくる。

店員「あそこの席のお連れ様ですか?どうぞあちらのテーブルまで」

おがは小走りにその机まで行って

おがりん「やったわ。まじすまん!」

とペコペコしながら謝る。そこには、ちぱ、まえそ、こうき。全員やりやがったなこいつw。思っている。

こうき「やると思ってたわ。まじ」

ちぱ「てかやっぱり遅れてきて最初に言う言葉は『やったわ』やったなあ」

まえそ「まぁ、おがらしくていいんじゃない?どうせなんかつまんでからきたんでしょ。」

こうき「スティックパンっぽくね?」

おがりん「正解」

ちぱ「やっぱこうき、おがりん王でしょ」

こうき「うわぁ~いらねぇ~」

おが「おい!いらねえはおかしいだろ!」

まえそ「俺完全にコーヒーだけ飲んで来る派だったわ。だってコーヒー大好きじゃん。」

おが「それは今から飲むから」

ちぱ「カフェオレ?カフェラテ?」

男たち「いや、ブラック」

ちぱ「ワンチャンにかけたんだけどなぁ、ラテ系」

まえそ「まずまずカフェオレとカフェラテってなんの差があるの。」

おが「カフェラテはエスプレッソとミルクの飲み物でカフェオレはドリップコーヒーとミルク。ドリップコーヒーはいわゆる普通のコーヒーで、エスプレッソは専用の機械で高圧力を短時間で抽出したコーヒーの事を差すんだ。」

こうき「出た、コーヒー系統のトリビア。」

まえそ「でも今日飲む飲み物は?」

全員「ブラック」

おが「なんだよなぁ。」

ばかばかしい会話をしり目に店員が空気を読んだかのように

店員「ご注文は?」

ちぱ「緑茶が一つ」

店員「緑茶がおひとつ」

こうき「ミックスジュースをひとつ」

店員「ミックスジュースがおひとつ」

まえそ「アイスティーを一つ」

店員「アイスティーがおひとつ」

おが「アイスコーヒーのホット一つ」

店員「アイスコーヒーのホットがおひとつ」

ちぱ「アイスコーヒーのホット?」

こうき「アイスコーヒーのホット?」

まえそ「アイスコーヒーのホット?」

おが「アイスコーヒーのホット。」

店員「アイスコーヒーのホットですね~。ブラックで?」

おが「はい。お願いします」

店員「かしこまりました。ごっゆくりどうぞ。」

店員が去っていく。

ちぱ「え?今ので注文通ったの?」

おが「違和感あった?」

ちぱ「いや…ないかもやっぱ。」

おが「そっかぁ。」

こうき「それでは本題に入りましょうよ前田くん」

まえそ「ありがとうこうき。今回皆さんに集まってもらったのは他でもない。僕が東京の大学に行くのはしってるだろ?東京ってどんな場所か教えてもらいたくて。」

ちぱ「なるほどね。そこで頼れるうちらに話を聞きに、と。」

おが「おこがましい言い方だなぁ。東京のイメージか…」

こうき「なに、それって良いイメージ?それともホント偏見みたいなやつ?」

まえそ「偏見みたいなやつ。例えばさ…」


〇妄想の世界・東京・昼間


まえそ『例えば待ち合わせは渋谷ハチ公前!とか」

一人称視点でハチ公前にいる。そこにおそらく大学の友達が来る。

むりょ「わりわりごめんごめん。いこ?まじごめん。山手線終わってて…」


〇現実世界・カフェ


まえそ「みたいな?感じ」

どや顔でエセ東京を語るまえそ。店員がやってくる。

店員「お待たせしました。こちら緑茶にアイスティーにミックスジュース。そしてアイスコーヒーのホットになりますね。」

ちぱ「ホットの容器にアイス入ってるパターンなんだ。知らなかった。」

店員「ごゆっくりどうぞ~」

店員は去っていく。こうきが食い気味にたとえ話を出す。

こうき「他には、あれだろ?渋谷のタワレコとか行ってインスタとかあげたりするんだろ?」


〇妄想の世界・渋谷・タワレコ


こうき『多分タワレコ前でジャンプしたりして好きなアーティストの曲とかBGMで流すんだよな。」

インスタに投稿する。

むりょ「これが都会のインスタっしょ。まじレコードとか買いてぇ。」


〇現実世界・カフェ

ちぱ「あれだ、レコードをファッションって思ってるやつだ。」

まえそ「ビートルズとか好きなんだろうな。」

おが「でも一番好きなアーティストは…」

こうき「オアシス」

おが「だよなぁ。」

全員の姿勢が前向きになっている。ちぱ、緑茶をゴクッと飲む。

ちぱ「あれだよ、彼女とかできたら109のとこ行ってさ…」


〇妄想の世界・109


ちぱ『他の都道府県とは一線を画したイルミネーション。そして東京の冬の澄んだ空気とマッチする渋谷109を見ながら彼女のほうを見て。』

まえそ「きれいだね。都会の色合いだ。」

ほのか「来年も私たち見えるよね!きっと。」


〇現実世界・カフェ


ちぱ「とかいいながら二人は抱き合って…」

まえそ「お前彼氏いたことねえだろさては。」

ちぱ「こいつ殺してええか?」

こうき「え?いたことあったっけ?」

ちぱ「いや、別に…」

おが「いや、お前それはレディに対して失礼だよ失礼。」

ちぱ「お前がとどめさしてんだわ。」

全体に笑いが起きる。ちぱはうつぶせながら萎える。

おがが、少し空気を読んだようにまえそに質問する。

おが「まえそって演劇の劇団を立ち上げに東京行くんだっけ。」

まえそ「そうそう。自分の夢をこの手で掴む!みたいな。夢あふれる東京で決めてきますよ。」

おが「かっこいいなぁ」

それに続いて他の人間も

こうき・ちぱ「それな」

まえそは冗談交じりに謙遜しながら

まえそ「ありがと。ありがと。たのしみだよ俺も」

こうき「東京でまたなんかあったら俺らにいつでも言ってくれよ。いつでも東京に行ってやるからさ。な?おがりん!」

おが「まかしてよ。」

ちぱ「私も行くな?まぢ東京行きたい。」

まえそ「それ俺が目的じゃなくて東京観光が目的だろ。」

ちぱ「そうともいう」

全体が飽きれ笑いをする。

まえそ「まぁ、俺はちゃんと夢かなえるように頑張り続けるよ。多分、おそらく、メイビー。」

こうき「頼むぞ~劇団支配人!」

まえそ「まだ立ち上げてないな?」』

そんな事を考えながら写真を撮って解散。

ちぱ「絶対まえそピースだけはしないな、毎回。」

まえそ「こだわり。かな?個性だよ個性」

こうき「どうでもよすぎだろ」

おが「これが劇団主宰者の威厳だよワトソンくん」

こうき「誰がワトソンだよ」

笑い合う彼らを背景に大阪での物語は幕を閉じる。


〇空港搭乗口前・朝・緊張


飛行機の離陸シーンだけ欲しい


〇渋谷・モヤイ像前


なんとか渋谷についたこうきとおが。待ち合わせはハチ公前とか思ってたけどこんな場所あるとは思ってなかった。待ってるとなんだかちょっと疲れたまえそとおそらくそっち”東京”の友達がやってきた。名前はむりょ・ほのか言うらしい。

まえそ「おまたせおまたせ」

むりょ「こんにちは~。話で聞いてます。まえその高校時代の友達さんですよね。僕、無量林って言います。むりょとでも呼んでください。今日の東京観光のサポートとかします!まえそ、東京来て一年たつから慣れたもんね?東京の生活。」

まえそ「どうも東京人です。

おが「変わってなさそうだわ。こいつ。」

まえそ「やっぱり~?」

むりょ「でもこの間”にほんばし”のことを”にっぽんばし”っていってたやんね。」

まえそ「それは言わないお約束。」

ほのか「えーっと、同じくまえそさんと同じ大学の学部に在籍してる友達のほのかって言います。大阪からなんて遠かったでしょうに。」

こうき「あ、あぁ。そうですね。東京とか行ったことなかったからすごい今緊張してますよ。だってモアイ像があるなんて知らなかったですし。」

むりょ「モヤイ、像ですよ。それ。ほら。」

おが「え?これモヤイなんすか。知らなかった…」

まえそ「おいおい大阪府民の知識はこんなもんか?」

ほのか「まえそ最近やっとこの場所の存在覚えたもんね。最初はモアイって言ってたけど。」

こうき「おい」

まえそ「違う違う。おいほのかさ~ん。勘弁してくださいましてほんと」

ほのか「わかったわかった多分多分」

まえそ「今日ずっとびくびくして生きていくんだろうな。俺…。」

むりょ「いつも通りのまえそ出せるじゃん。」

まえそ「なんかカッコつけたいじゃん?東京に馴染んでる感?」

おが「この時点でまだ馴染めてないことはわかったわ。」

まえそ「やられた。あれ?あいりは?」

ほのか「バイト」

まえそ「21時あがり?」

ほのか「わかんない」

まえそ「もういやや」

全体的に笑って空気が穏やかになった。

こうき「そんじゃ、連れてってよ。東京人くん。」

まえそ「了解した。」


〇表参道・原宿付近・昼間


なんとなく東京に来たんだなってわかる。まえそは東京の友達と談笑しながら表参道を堂々と歩いている。

おが『すっかりあいつは東京に馴染んでるっぽいな。すげえよ。』

歩きながら思う。何かを察したのかほのかがおがに話しかける。

ほのか「話さなくていいんですか?久しぶりに会ったんでしょうし。今やってることとか聞いてもいいんじゃないですかね。劇団のこととか。」

おが「彼の劇団の事知ってるんですか。今、どんなことやってるんですか。」

ほのか「そんなに進んでないみたいですよ。色々なことで悩んでるみたいで。まあ、正直な所東京の空気に合わせるのに必死で。正直東京って冷たい街なんですよね。あのよくあるじゃないですか。家の近くに帰ってきたら近所の方が『おかえり~』って言ってくるみたいな。東京はそんな事少ないし変な行動したら周りから変に注目喰らいますから。あんまり人と接さないんですよ。用事とかがない限りは。」

おが「はぁ。そうなんですね。」

ほのか「だから東京って怖いっていうか、疲れるイメージが多い人もいるみたいで。まえそうはそんな感じの時期が長かったですね。もしかしたら今もなお?わかんないですけど。」

一方そのころこうきの方は

むりょ「東京って人がおおいですよね~。しかも外国人とか若い人ばっか…」

こうき「いつもこんな感じなんすか?」

むりょ「こんな感じって何ですか?」

こうき「まえそを先頭に歩いてるんかなって。」

むりょ「多分それはまえそが張り切ってるからだよ。いつもなら一番後ろにいるし。」

こうき「仲いいんすね、話し方からわかります」

むりょ「そりゃぁ…(腕を鳴らす)友達ですから!」

こうき「言い方だなぁ。」

こうき「今あいつに話しかけたとて反応しますかね?」

むりょ「してみたらどうですか?」

おが・こうき「まえそ?」

まえそ「ん?どした?」

おが「あのさ。あっ。やっぱいいかも」

まえそ「うん?おけ」

おが「かぶっちゃった~」

こうき「仲良すぎかよ~」

まえそ以外は笑う。まえそは笑顔ではない。


〇東京・ホテル・夜


おがはもっと心配になる。その晩にこうきとホテルでちょっと話し合った。

おが「あいつ、うまくやれてるんかな。東京で。」

こうき「わからんけど、やれてるんじゃない?東京人ぽくなかった?」

おが「東京人っぽいってなに?」

こうき「なんか、こう。東京の空気に慣れてるっていうか。夢を追い続けて楽しんでるかんじ?夢を追う若者?みたいな?」

おが「そうか?東京にきてからのまえそはなんだか疲れてる気がするけどな。ほのかさんも言ってた。東京の空気に合わせるのに必至だって。」

こうき「でも自分のやりたいことやろうと思って頑張ってるんだったらいいじゃん。俺らにできることなんかないよ。見守っておくぐらい?じゃないかな。」

おが「いや、あいつもう大阪帰りたいんじゃないか。俺も今日一日東京いたけどなんとなく疲れやすいっていうかなんていうか…」

こうき「それはなれてない場所だからじゃない?」

おが「まえそもそんな顔してたんだよ、よいしょよいしょで。これじゃあ東京に疲れに来てるみたいじゃないか。多分まえそはしんどいんだよ。きっと。」

こうき「それは心配しすぎじゃない?確かに疲れはしたけどさ。もう寝ようぜ。一回リフレッシュしよう。」

おが「お、おう…」

寝る支度をする。おがは布団に入ってもなんか寝付けない。

おが『なんか俺ができることとかあるのかな。』

おがのスマホにラインが来る。まえそからだ。部屋に来てほしいんだとか。おがはこうきを起こさないように向かった。


〇東京・ホテル・夜・まえそとあいりの部屋


部屋に入るとまえそがコーヒーを持って座っている。ベッドではあいりがすでに寝ている。

まえそ「あ、いらっしゃい。座って座って。」

沈黙が起きる。

まえそ「なんか久しぶりに話したくって。」

おが「あのさ、やっぱり俺思ってたんだけどさ。お前、大阪に帰りたいんだろ。ほんとは。」

まえそ「おいおい、急にどうしたよ。そんな…」

おが「わかるぞ俺は。お前が疲れてるぐらい。」

まえそ「なんもわかんねぇだろ。そんな…」

おが「劇団立ち上げる計画、うまくいってないんだろ。東京に飲み込まれてるんだろ。そうなんだろ。」

まえそ「…。すげえなやっぱ。友達は持っとくもんだな。」

おが「なめんなよ。ほんと」

まえそ「東京に来て少しして最初は俺みたいに夢持ったやつがいっぱいいて。そいつらと頑張ろうと演劇とか大学とかやってるけどみんな力尽きていって。みんな相手の事信頼してないっていうか。電車で座ってるとき目の前の人と目が合っちゃったときとかあるっしょ。俺大阪の時は会釈とかしてたけど東京でやったら不審な顔されてさ。みんな独りになりたがるんだよ。表面上だけの関わりしか持ってない。」

おが「だったら早く帰ろうよ。大阪に。」

そしたら急にほのかが目を覚ます。

ほのか「でもまえそ言ってたじゃん。この東京で自分の力で劇団を立ち上げるって。

東京の人って独りになりたがるよね。

だけどほんとは協力して、信頼して、一緒にやっていきたい人の方が多い。

私お互いに信じられる人を見つける事が大事だって思うんだよね。

私にとってそれがまえそ。」

まえそ「そうなのかな…」

ほのか「そういう人を見つけるには話しかけるしかないし、突き進むしかないんだよ。

だから東京は疲れた社会って呼ばれてる

でもそれはみんな全力疾走しているから疲れてるだけ。

私たちみたいに悩んでる人のほうが多いってこと」

おが「そっか…そうなのかも。」

ほのか「あのさ、そういえばさっきあいりが行きたい所あるって言ってたけど」

おが「もう夜だぞ?本気でいってる?」

まえそ「着替える?」

ほのか「あたりまえ」

おが「あたりまえなんだ」

ほのか「忙がないと警備員に怒られちゃうから気をつけないとね!」

そうやってみんなが各々の部屋に戻って行く


〇東京タワー・夜・階段


もう夜は23時。入れないはずなんだけどここでバイトしているあいりが久しぶりに連絡を差し出してはタワーの階段の前に行かせた。登る。必死に。

まえそはおがを連れてまあまあ景色の良い場所まで走る。そこの手すりに手をかけて止まる。

あいり「ここ。覚えてる?」

まえそ「この景色。おれが最初に東京でそれっぽいことやろって決めたところ。東京っぽいじゃん?この夜景。東京の夢と疲労、希望と絶望にあふれた電気の灯る景色。かっこいい景色だろ?俺この間初めて俺の演劇プロジェクトができるかもっていう仕事の依頼が来てさ。この景色でいうここら辺(指でなんとなく差す)なんだけどさ。ちょっと夢に近づいたなって。」

おが「かっこいい。かっこいいよ。お前。こんなに疲れの溜まった場所で疲れながらも自分の信念を信じて夢に向かっていくの。すげえよ。」

まえそ「そうでもないとやっていけないよ。もっと大変やしんどいを楽しもうぜ!だからまた東京来てくれよ。そして毎回この景色見ようよ。」

おが「ああ。みよう」

まえそ「絶対な!」

おが「ああ、多分、おそらく、メイビーな。」

まえそ「それ昔に俺言った気もするなぁ。言ったっけ。」

おが「さあね」

まえそ「この景色みた後にその言葉きいたらダジャレ思いついちゃったわ。」

おが「なんて?」

2人「たぶん、おそらく、ネイビー」

まえそ「わかってるんかい!」

おが「ばかじゃねぇのw」

まえそ「すげえな、逆に。」

二人が談笑する。それをよこからあいりが見ている

あいり「よかった。東京で。」


〇浅草・浅草寺・昼

観光をする5人。門の前で写真を撮る。よくよく考えるとまえそがピースをしている。社会に馴染んでる事を察するおが。本殿に入っていく。

むりょ「線香の煙を身体に浴びると浴びた箇所が良くなるらしいよ。知らんけど」

こうき「浴びてきまーす。」

むりょ「僕もー。」

ほのか「私もー」

おが「俺も行こうかな、じゃあ」

まえそは少しうつむいている。

むりょ「まえそどうする?」

でも少しばかりの勇気を出そうとする。

おが「一緒に行こうぜ。煙浴びに。お前好きだろ?むかしから煙浴びるの。」

まえだはクスクス笑う。

まえそ「そういえばそうだったな!行くか!全員で」

まえそ以外「おう!」

こんなんで多分いいんだろうな。と思う東京旅行だった。

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たぶん、おそらく、ネイビー 瀧壮一(新) @taki_soichi115

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