オクティシタ、もう戦わなくていいんだよ
天下無双のドラゴン「オクティシタ」は、深手を負い、再起不能に追い込まれる
再生施設セカンドライフセンターに移送されたオクティシタは、白銀龍リステルに恋をするが相手にされない
現実でも、故障で夢半ばにして道を断たれることがある。
一途に打ち込んできたがゆえに、道を断たれれば「ぽんこつになった身体だけが残る」という現実は、にわかに受け入れがたいのかも知れない
強かった頃の彼は、きっと輝いていたのだろう
けれど使命を背負いすぎて、誰かを好きになる自由すら許されなかったのかも知れない
故障は不運だけれど、もう血なまぐさい空に飛び立たなくて良くなったとも言える
愛情に接して生きてゆけるなら、オクティシタにとって、大怪我は第二の戦いにして、やすらぎの始まりかも知れない
リステルもセカンドライフセンターにいるには相応の理由があるはず
二匹と一人はどう転がっていくのだろう。とても気になる。気になる、気になる
今後は、ドタバタ甘々セカンドライフなんだろうか。観光のちびっ子と触れ合ったりとか
でもすぐ外はドラゴンが戦っている異世界が広がる
リステルとイポッカが危機に陥ったら、オクティシタは無理を押してしまうのだろうか
壮大なスケールの片隅にある、等身大の異世界ドラマ
龍は踊る。目指した空へもう戻れなくても