料理が上手くない、だけど他人に寄り添いたい、そんな主人公の少女が逆にお客さんから料理を教わったり、料理店の経営について学びながら食堂を続けていく物語。作品は食堂のシーンと調理学校でのシーンの二つから主に成り立っていて、友情や恋愛、いじめといった思春期ならではの問題についてが並行しながら、食堂での料理と色々な人の夢に関する話を聞き、勇気づけていく健気でちょっと気弱な主人公が魅力的です。