第4話、邪仙との戦い

僕はかなりピンチになってきたので朱雀様、申し訳ありませんがご協力してもらっても宜しいですかとお願いをした。


するとまあ、流石に赤龍まで出てくるようでは私も参加してあげるわよと言って朱雀様が本来の姿になって現した。


何度見てもやはり朱雀様は本当に綺麗だなと思っていると邪仙が驚いた表情を見せていた。


まあ、それは朱雀様だから無理もないだろうなと思っていると突如として邪仙は笑って喜んでいたのだ。


何でこんな状況で喜んでいられるのかと思っていたらその答えはすぐに向こうから話してくれた。



「フッフッフッフ、わしはついているな。まさか、あの朱雀がわざわざ向こうから来てくれるとはこちらから探す手間がなくなったわ。お前を殺した後にわしの邪気でこの朱雀をわしのものにさせてやろう」



この邪仙、朱雀様を見て怯えるどころかむしろ自分のものにさせようとしてくるとはそんなことを言うと朱雀様が怒るからと思っていたらやはり朱雀様は怒って返答をしていた。



「へえ〜今のこの時代にそんなことを言う命知らずがいるとは思わなかったわ・・・良いわよ、私の炎であなたを焼き尽くしてあげるわ」



やはり滅茶苦茶に怒っていたー!と言うと朱雀様は早速、攻撃を始めていた。朱雀様の攻撃は羽で炎の風を起こして赤龍と邪仙に対して攻撃を仕掛けていた。


流石に朱雀様の攻撃は桁違いなのですぐに邪仙は邪気で雨を降らした上に滝のような水を雨雲から流し込んで朱雀様の攻撃を防いでいた。


するとそれを見て朱雀様は私を手駒にすると大ふざけな事を言うだけ多少はできるなと言ってからさらなる攻撃を仕掛けていた。


今度は口から炎のブレスを出して赤龍と邪仙に対して攻撃をしていた。なら僕も援護をしなければならないとして僕は雨雲に気を溜め込んでまた落雷の準備をしていた。


小さな攻撃では朱雀様に迷惑がかかるとしてならば一撃必殺に近い落雷ならば十分と援護はできるはずだとして構えていた。


そして朱雀様が炎のブレスをするとそれに対抗する形で赤龍も炎のブレスを出して反撃をしてきた。


一対一なら朱雀様が押していたがここに邪仙が邪気で風を操り赤龍を援護をしていた。その結果、押されていたのが止まって拮抗状態になっていた。



「フッフッフッフ、流石に朱雀と言えどもわしと赤龍の攻撃を同時になれば決定打はなくなるじゃろ。そしてお主の力が使い果たした時が最期になるのじゃ」


「あら、そう簡単に思惑通りに本当に出来るのかしら?邪仙さん」


「ほ〜う、このような状況になってもそんな事をするとは余程に邪仙を舐めているのかな、朱雀よ」


「別に貴方達をなめているわけでは無いよ、確かに邪仙としてかなり強い力を持っていることは間違いないし、それにこのままの状況が続くのであれば貴方たちが言っている通りになるかもしれない」



するとここで邪仙が何かに気がついたのか、まさかと声を上げると朱雀はその通りよと言ってから朱雀の上から風に乗せられて現れたのは関飛だった。


小僧貴様ー!と言って邪仙がそう叫んでいた、何故ならばこの先の展開が読めてしまったから。



「朱雀様!お待たせ致しました。後はこの関飛にお任せ下さい・・・邪仙!覚悟しろ!!落雷!!!」



そう叫んで僕は邪仙と赤龍に対して落雷を放った。先ほどとは違って朱雀様が時間稼ぎをしてくれたので全力の落雷を放つ事ができた。


そうして放った落雷は赤龍と邪仙はまともに攻撃を受けて大ダメージを負わせた。すると大ダメージに耐えられなかった赤龍が地面に倒れ込んだ。


先程に朱雀様の攻撃を受けていた事もあり倒すと邪仙はまずいと感じたのか多くのキョンシーたちを呼び寄せてきたのである。


流石にここまで多いとな思っていた時に朱雀様がキョンシーたちの群れは私が何とかするから貴方は邪仙を倒してきなさいと言われた。


僕は分かりましたと返答してから邪仙の前に立ち塞がった。今度こそ一対一の勝負ですと言うとお前みたいな小僧に負けるほどわしは弱くないと言って最初の出してきた真空波が腕試しだった様に強力になっていた。


それらを避けながら相手のすきを探していた、どんな相手でも必ず攻撃をするチャンスがあるとして避けながらそれらを探しているといつまでも避けていては勝てぬぞと言いながら今度は天から滝のように水を落としてきた。



流石にヤバいと思った僕はすぐに風波!と言って出来る限りに邪気で出してきた天滝を防ごうとした。


しかし、相手の攻撃の方が強く完全に防ぐことは出来ずにダメージを受けてしまった上に水の流れで山頂から落ちそうになった。



朱雀様が関飛くん!と心配そうになって叫ばれてしまったけど何とか体制を立て直してから風波で僕自身を飛ばして何とか山頂に戻ってこれた。


冗談抜きで今のは本当に危なかった、少しでも反応に遅れていたら間違いなくここから落ちて命は助からないだろうなと感じてしまうほどの絶壁な崖があったのだ。



「流石だな、朱雀を式神にしているだけにこれまで見てきた風水師の中では間違いなく1番2番を争うほどの実力者であるがわしに挑むのが早すぎたな」


「邪仙に褒められるのは少しばかり複雑ですけど純粋にありがとうございますと伝えておきます。それと邪仙さんは風水師を甘く見ていますね」


「それもそうだろう、お主とは実力に差があるのだからな」


やはり油断しているなと思ってこちらの秘策に気がついていないなと思っていると邪仙は何かに気がついたのか、小僧と言ってきた。


あの目は確実に気が付かれたけどもう遅いとして僕は秘策を放った。


それは相手に攻撃をさせている間に僕は雨雲に気を流し込んで攻撃を溜めていたのだ。


貯めれば貯まるほどに強力になるので出来る限りに相手に気が付かれないようにして立ち回りをしていた。


ここまで溜まればいくら邪仙でもひとたまりもないとして僕はトドメの落雷を放つと舐めるなー!と邪仙が叫びながら天滝を出して落雷を防ごうとしたのである。


そうして空中で激突して激しい気が天候が変わり激しい雷雲に変わり勝負していた。


俺はいけー!と気をさらに流し込んで落雷の威力を高めて邪仙が出した天滝を突破して邪仙に直接電流を流し込ませた。


そしてここが勝負時だとして持っていた武器で心臓に突き刺すために突撃をした。


「小僧ー!わしを舐めるな!!!」


そう言って邪気を纏って電流をある程度に防ぐと僕を迎え撃つために構えてきたけどそこまで弱まっているのであればいくら文家の中では最弱でも倒せますよと言って邪仙の攻撃を避けて見事に心臓に突き刺した。



「これで終わりです、邪仙!」



そうして体に残っている気で風波を起こして邪仙にとどめを刺すのだった。

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