主人公たちが強力で、もうなんでも吹き飛ばしてしませそうなパワーを感じます。
ムキムキマッチョな光星は、かつて憧れていた地下アイドルの港さんと相思相愛の関係になり、幸せな日々を送っていた。
そんな折に、港さんの仲間である七海さんが引っ越しをすることになり、その手伝いとして重い箪笥を運ぶことに。
これぞマッチョの本領発揮!
だが、その箪笥には思わぬ問題があり、後に彼の身にはとんでもない事態が起こることに。
それでも、通常のホラーのような展開にはなりません。光星はポジティブなマッチョ。そしてなんと言っても、港さんとの「愛」がある。
愛と筋肉のなせるわざにより、ホラーすらも吹き飛ばす。そんなパワフルで、かつ甘々なラブコメ空間が出来上がっています。
平和っていいなあ、と読後にほのぼのとした気持ちになれる作品でした。