概要
ねえ、君、私の抱き枕になってくれない?
人生で初めて吐いた嘘は何だっただろう。
間違えてお母さんのコップを割ってしまった時かな、宿題を忘れた言い訳だったっけ。
でも慣れって怖いもので、今では顔色一つ変えず、さも当たり前のように嘘が吐ける。
私、譎《いつわ》 凛心《りこ》 。高一。
ちょっと嘘が癖づいてるだけの女子高生をしています。
最近の悩み事は、夜な夜な学校の先輩に捕まって、抱き枕になる仕事をさせられてること。
別にいかがわしくはないけれど、他人に説明できる気はしない。お金を貰って、身体に触れさせてるから、当然といえば当然だけどさ。
でも、それより、何より。きっと、誰に言っても信じてもらえない理由がもう一つあって。
私を買ってる、その女の人、つき先輩は……。
人ではない―――人狼だった。
間違えてお母さんのコップを割ってしまった時かな、宿題を忘れた言い訳だったっけ。
でも慣れって怖いもので、今では顔色一つ変えず、さも当たり前のように嘘が吐ける。
私、譎《いつわ》 凛心《りこ》 。高一。
ちょっと嘘が癖づいてるだけの女子高生をしています。
最近の悩み事は、夜な夜な学校の先輩に捕まって、抱き枕になる仕事をさせられてること。
別にいかがわしくはないけれど、他人に説明できる気はしない。お金を貰って、身体に触れさせてるから、当然といえば当然だけどさ。
でも、それより、何より。きっと、誰に言っても信じてもらえない理由がもう一つあって。
私を買ってる、その女の人、つき先輩は……。
人ではない―――人狼だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!自分でも驚くほど、めちゃくちゃ泣かされた作品
20話からエピローグ前の29話まで、ほぼ毎話泣かされてしまった。ここまで泣いた作品は今までになくて、「えなんで、もう無理……」って思ってたけど、最初のエピローグで一気に涙が引っ込んでしまった。その温度差に少し戸惑ったけれど、本当に素晴らしい作品だったと思う。
とても切なくて、残酷で……もしかしたらこのままバッドエンドで終わってしまうのではないかと不安になるほどだった。
狼少女を救えるのは、きっと嘘吐き少女だけだった。
そして、嘘吐き少女を救えるのもまた、きっと狼少女だけだった。
そこにはちゃんとした理由があって、「きっとそれしかない」と思えるほどの必然性があった。その点がとても良かった…続きを読む