定番テンプレになりがちな異世界への転生や転移ですが、「神様のような存在から何かしらのすごい能力をもらって、そのボーナスで大活躍する」というのがよくある展開なわけですね。
しかもまるでそれが当然の権利であったり、常識であるかのように振舞う、一種の「善」に満ちたボーナスなわけです。
んなアホな。
そんな美味しい話がどこにあるってなわけですよ。
神様も完全に信用していいのかどうか怪しいですし、何か腹に抱えていて、裏の意図のようなものがあるかもしれないわけです。
本作の神様は、その辺り雑で詰めが甘い存在だったようです。
異世界からの迷い人をどう扱うつもりだったのか、神様側の意図を想像しながら本作を読んでみてください。